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「価値観のちがい」の正体

5月31日(水)
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最近はひたすら会食と仕事でインプットとアウトプットを高速で回しているけどやっぱり読書もいいなぁと思って、通勤2時間は読書にあててるMizukiです。

さて。

今日は昔から思っていた、ビジネスパートナー、恋人、チームワークを組む上でこんなところが一緒じゃないと長く続かないよねっていう話をします。



▼ いろんな人がいる、いろんな価値観がある

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学生の頃はある程度、似た生まれ育ちの人が集まりがちだけど、社会人になるとほんっといろんなバックボーンの人たちと出会い、一緒に仕事をしたり、一緒に遊んだりすることが増える。

 
そんな中で親友になったり、恋人になったり、親密なビジネスパートナーになるには「価値観」の擦り合わせが大切だと思います。#価値観の違いで破局 #方向性の違いでコンビ解散 #熱量の差があるとチームバランスが崩れる

 
わたしは価値観が似てないとやはり関係を続けていくのに厳しい局面が多いと思います。価値観が違うと大体2つの現象が起きると思います。一つ目は必ずどちらかが許容して、度が過ぎると我慢していること。二つ目は相手に入り込むことができず親密な関係になれない。

 
どっちの場合もやっぱりハッピーではない。人は1人じゃ生きられないから。(1人で生きていけるとまだ思ってる人もいるかも)では価値観の違いは、具体的になんだろうか。



▼ 価値観の要素① 同じ大きさの十字架
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まずは生まれてこのかた「どれだけ辛い経験をしたか」これが大きいと思います。病気を乗り越えた経験、大切な人を失った経験、いじめられた経験、貧しくて苦労した経験。自分の思う通りにならないことを一度受け入れてそれを乗り越えた人たちは、やっぱり話しているとわかる。

 
具体的な例で言うと、ある日A君は付き合っていたBさんと一緒に電車の席に座っていると、知的障がいをもつ幼い男の子と家族が、電車に乗ってるところを見かけました。A君は実は持病を持っていて、幼い頃に手術を経験し親には人一倍苦労をかけ、今でも1年に1回通院している。

 
知的障がいをもつ幼い男の子は落ち着きがなくて大きな声でしゃべってしまう。それをみて隣のBさんは「子供がああいう病気だとかわいそうだよね」と悪気なく言いました。

 
A君はその言葉を聞いてその場では何も言わなかったけれど「病気を持っているからって可哀想なわけじゃない。病気=可哀想、としか思えないBさんの方が人として可哀想」だと思ったそう。

 
A君はもやもやが拭えず、程なくしてBさんとはお別れしました。これは実際にあったわたしのリアルな友達の話です。おそらくそもそもこの一連の話を聞いて、A君の気持ちがわかる人と、わからないor反論する人、が出てくると思います。それこそが価値観の違いだと思います。


同じ大きさの十字架(辛い経験)を持ってないと、重い十字架を持っている方が、何かしら我慢したりストレスになることは多いと思います。その十字架の大きさの違いをお互いに認識して、言葉や行動に気を付ける関係性はなかなか築くのは難しい。#本質的な愛情があればできる場合もある


▼ 価値観の要素② 同じ方向への努力量
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とくに社会人になってから、自分が行う「努力量」は自分で決めることができる。働く場所、働く環境、働く業界、一緒に遊ぶ人、一緒に住む人、一緒に勉強する人、すべての選択が自分の手の中に入る。

 
その中でとくに「仕事」は、人生の3分の1を占める(人によっては人生の3分の2)ものに対する努力量は、大きく価値観に左右すると思います。#わたしはシームレスな85%を目指してます


具体的な例で言うと、わたしは今シェアハウスに住んでいるのですが、そこには今どきの働き方(フルリモート)な人が多いのですが、働き方改革が進んでる(または若い業界)は、ライフワークバランスをとることに努力する人が多いです。#ライフワークバランスが悪いというわけではない #それこそ人それぞれ

 
それに対してわたしの仕事場では、撮影をスムーズに運ぶために朝早く(日の出前とかもザラにある笑)から現場に出て仕込みをしたり、納期の時間までに力の限りクオリティを上げるためにオールでミーティングや編集作業を追い込んだり、日々変動する撮影日程に合わせて三徹撮影したり。
 

仕事場では割と早い時間に退勤(22:00とか)しているけど、お家に帰ると、「めちゃくちゃ仕事ばかりしてるね」って言われるギャップ。その後にも現場から相談や質問がくればなるべくリアルタイムで対応したり、次の日の撮影現場の仕込みをしたり、企画の追い込みをしていると「働きすぎじゃない?ブラックすぎん?」って言われる始末。


 
悪気がないのはわかってるけど、このギャップには疲れてしまうところがある。わたしはまだまだ努力できる隙はあるし、40代、50代の最前線で活躍してるクリエイターたちがいるのに、20代のわたしがゆっくりなんてしてたらいつまで経っても追いつけない。そもそも時間制限して働いてると、いいクリエイティブなんて上がってこないし、ゼロ→イチなんて生まれない世界。#一流中の一流が本気出したクリエイティブが世界を変えて歴史に残る瞬間がおもしろい #クリエイティブをする人たちはお金よりもそこを目指してるんよ #たぶんクリエイティブできないなら安定した生活で収入がめちゃめちゃ多くても物足りない奴らばかり笑



そんな感じで、努力の「方向」と「量」が違うとかなり価値観が変わってしまう。そしてその方向が常識から逸れていたり、量が多い人は、やはり違和感や居心地の悪さを感じずにはいられないと思う。#とくにゼロ→イチでクリエイティブを生み出す仕事だと顕著 #でもだからこそクリエイティブって面白いんよ #生きてるうちに1つでも満足するクリエイティブができれば幸せ者


▼ 価値観のすり合わせって大切
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価値観はあまりにも違うとやっぱり関係性は長く続けられないと思います。だけど逆に全く同じという人もいないと思います。お互いの価値観を理解して許容範囲内って言うのがポイントな気がします。また人間は常に価値観は変わるもの。だからずっと一緒の人といる必要はないし、ちゃんと相手に踏み込んでて価値観が変わってもそれでも一緒に入れる相手を見つけられたら結婚するしかないと思う。


ちなみにわたしは、昔はライフワークバランスを目指して業務時間の短縮をしてその後は習い事とか映画見たりして過ごしてみたこともあるけど、今の時間に縛られず柔軟に仕事に対応していきつつ、自分が納得する企画書書き上げるまで続けて成長を感じられる刺激がある方が向いてるっぽいんで、当分はこのスタイルでいきまーす

公式インスタグラム
https://www.instagram.com/cinemacolor_info/

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