PLATEAU読み込みの苦闘記録[後編]
前回のnoteで書いた「PLATEU読み込みの苦闘記録」後編になります。
前編は、SketchUpでのOBJデータの読み込みが失敗したところで終わりましたが、
では、後編のスタートです!
⑥ SketchUp用プラグインを発見
SketchUpでOBJデータが取り込めなかったので、「どうしたものか…」と3D担当者がネットサーフィンをしていたところ、“Simlab 3D Plugins - OBJ Importer”というプラグインがあることを海外サイトで発見!
さっそく、SketchUpに3Dプラグインを入れました。
⑦ SketchUpにプラグインを入れる
「あれ?うまくプラグインを入れられない…」
最新verのSketchUpだと、プラグインがうまくいかなかったので、SketchUp Make 2017にバージョンダウンして、プラグインを導入しました。
⑧ 再度、OBJの読み込みに挑戦
「さあ、今度はいけるかな?」OBJデータを読み込むと、
成功です!データが取り込めました!
⑨ 深川周辺データのダウンロード
では実際に、深川周辺のデータを取り込んでいきます。
PLATEAUでは東京23区が碁盤の目のように区切られています。
深川周辺は墨田区と江東区に、またがっているので、番号でいうと、533946・533936の部分になります。
そこから、さらに拡大していくと、下3桁が633・634・623・624が該当地域になります。
⑩ ダウンロード時のデータ容量は意外と軽い!?
深川マップに必要な4区画をダウンロードしたら、容量は50MB程度だったそうです。そこまで重くないですよね?
ただ、実際にソフトで立ち上げると重くなるそうです…
⑪ データを読み込み
ダウンロードしたデータを読み込んだ状態がこちら
弊社と両国国技館などとの位置関係は、こんな感じです。
⑫ 建物データをBIMに落とし込む
既にBIMで制作している深川の敷地データと、苦闘の末に取り込んだPLATEAUの建物データをBIM上でドッキングさせます。
敷地のほうも正確な数値で制作していたので、そこまでズレることなく、はまりました。
ドッキング成功!
PLATEAUデータを取り込んで、思ったこと
前編・後編と分けて、PLATEAUを取り込んで、BIMに落とし込んだ苦闘の記録を書きましたが、
技術的な問題や、あれやこれや、かなり思うところはあるぞ!ということで、次回は今までの作業を通して、感じたことを書きたいと思います。
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