見出し画像

技術、新入社員研修始まる|MKIオープン社内報

こんにちは、三井情報(MKI)公式note編集部です。
先日公開したオープン社内報では「営業、新入社員配属決まる」と題し、新入社員の営業配属直前に開催されたオリエンテーションの様子をお届けしました。

今回はほぼ同じタイミングで社内公開された技術(エンジニア)部門に配属予定の新入社員向けに開催されている研修を紹介します。
※三井情報では毎年新入社員研修の見直しを行い、今回の記事では2022年度入社の新入社員の様子をお届けしています。

今年度の新入社員は入社式から人事研修が2か月弱。5/20、配属先(6/1付)が決まった。営業配属新入社員16名はすぐに、それぞれの配属先へ。一方、技術配属新入社員35名は同じ技術部門付けとなり、5月下旬から4か月を超える技術研修が始まっている。

開発技術部は「ゼロからモノ創り」できる技術者の育成を含め、開発技術力の強化で先陣を切る部門。昨年度の新入社員同様に、高いモチベーションを維持したまま、基礎技術力向上に集中できる4か月間となる。

技術配属予定のメンバー

今年度の技術研修ポイント

クラス制の研修からチーム制へ

プログラミング教育を通じたモノ創り経験に対する技術幹部の思いは強い。パートナーに開発を委託するプロジェクトにおいても、プログラムミング経験は有用と考え、例年通り、技術研修のメインに位置付ける。

今年度はクラス制から、チーム制へ研修運営を変更した。新入社員は、情報処理やITを学んできた人もいれば、そうでない人もおり、理解度において、個人差が発生する。少人数の講師陣で研修を進めるにあたり、新入社員同士で教えあう自主運営を促進し、より効率的、効果的な理解度向上に期待する。また、プログラム経験者にとっては、チーム内の未経験者を教えることで知識の定着化も図れる。

チームで何やら確認している様子・・・


Python研修を充実、Web研修ではHTML周りも

人気が高く、汎用性が高いPythonで「プログラミングの楽しさ」を体験する。今年度は、Python研修の期間を伸ばし、基礎的なデータベース・アルゴリズム・フローチャートの講義を組み込む。昨年度は、別途、基礎講座の時間を取ったが、プログラミングと共に理解できるPython研修の中に含めた。

Web研修ではC#/Webアプリで業務アプリ作成し、より実務的な開発を体験する。今年度はWebデザイン講座も加えた。バックエンドだけでなく、見た目や操作性に関わるフロントエンドを理解する。OJT研修で開発演習する際、HTML/CSS/JavaScriptなどフロントエンド調査時間の大幅な短縮となる。

新入社員にとって、よりよい研修へ

今年度は、最初に、プログラミング教育で使う研修環境の構築を含む、インフラ基礎の講義演習を実施した。Azure VM構築、Anaconda、VS Code、Visual Studio、SQL Serverをインストールしつつ、それらの技術知識も習得する。

また、各技術部門を調査し、報告する時間も設ける。人事研修で部門説明はあったが、自ら調べることで、より具体的な業務イメージを持てる。配属への不安解消と自己研鑽を促す。

講師陣

講師を務めるのは、昨年度に引き続き担当する4名講師に、新たな講師が2名加わった(新しく加わった2名は昨年度入社した新入社員)。

講師陣:ベテランから若手まで

技術研修は、集合研修とリモート研修を合わせたハイブリッド方式。講師席はすぐ前方にある中、講義はオンライン。演習などはチーム自主運営となり、講師がサポートに各チームを回ったり、相談に来てもらったりする。

【番外編】技術研修直前のオリエンテーション

技術研修直前のオリエンテーションでは、執行役員、技術推進本部長、開発技術部長が研修現場に登場した。コメントも届いているので紹介。

挨拶する村井さん

執行役員 村井さん
「今日は、長い技術者人生の始まり。技術者としてお客様から感謝された時の喜びは格別。味わえるよう頑張ってほしい。」

技術推進本部長 山本さん
​​​​​​​「いくつになっても分からないことは必ずある。分からないことに悩まず、仲間や先輩の力も借りて分かるようにしていこう。」

開発技術部長 志澤さん
「まだ、始まったばかり。未経験者は経験者との差が大きいと感じているかもしれない。しかし、いずれ追いつき追い越せるだろう。目の前のことに集中して頑張っていれば、いずれその時はやってくる。経験者も研鑽し続けないと追い抜かれてしまう。決して油断することのないように。去年の新人にも伝えたことだが、受け身にならずに積極的に取り組むことが今の皆さんに課せられた業務。「求めよ、さらば与えられん」この言葉を忘れずに頑張ってほしい。」

4か月は長いようで短い。講師陣を中心に、開発技術部が総力を挙げて、彼らが必要とするものを準備した。期待通り、現場での活躍できる人材として、基礎を身に付けてほしい。

昨年度は、研修最後にOJTプロジェクトの成果発表会があった。抜群にすばらしかった。もし、今年もあれば、紹介したいと思う。

三井情報(MKI)公式note編集部より
三井情報では新入社員がエンジニアとして成長し、活躍できるように、基礎技術力向上に向けて4カ月の技術研修を行っています。配属後は所属する部署の先輩から業務を通じて専門技術を学びます!三井情報の採用について気になる方はこちらへどうぞ。


この記事が参加している募集

オープン社内報