Numero TOKYO おすすめの2月の本
雑誌『Numero TOKYO』公式サイトでのブックレビュー、2月分が公開されました。今回ご紹介しているのは……
📕テッド・チャン氏、17年ぶりとなる話題の作品集『息吹』(早川書房)
📗本邦初となる21世紀イタリア短篇アンソロジー『どこか、安心できる場所で』(国書刊行会)
📘韓国生まれのやわらかなSF『となりのヨンヒさん』(集英社)
……の3作品です。合併号の関係で1月はブックレビューの更新がなかったのもあり、どれも刊行から少し経ってしまっていますが……。とはいえ、どれも自信を持っておすすめできる作品ですので、書店などで見かけた際には、ぜひお手にとってみてください。
ちなみに『となりのヨンヒさん』の著者である(かつ、プロフィールによると「小説執筆と併行して英米のフェミニズムSF小説などの翻訳も手がけている」だけでなく「社会的弱者の人権を守る弁護士としても活動中」という)チョン・ソヨンさんが、3月に来日されます!
3月3日(火)には青山ブックセンター本店にて、作家・松田青子さんをゲストに、トークイベントも行われるのだそう。司会は『となりのヨンヒさん』の翻訳を手がけられた吉川凪さん。3人がどんなお話を繰り広げるのか、気になるところ……! ご都合がつきそうな方は、ぜひこちらのイベントにも注目してみてください。
【2020.02.26 追記】3月3日に青山ブックセンター本店にて開催が予定されていたトークイベントですが、チョン・ソヨンさんの来日延期にともない、中止となってしまったそう……すごく残念……。
しょぼくれていたのですが、青山ブックセンター本店さんのアカウントから、こんなうれしいニュースが届きました! わーい!!
今月も各出版社さんから魅力的な本がたくさん刊行されているので、私のお財布はどんどん軽くなっています……(白目)。一体、いつになったら『一九八四年』モデルのハヤカワ文庫用ブックカバーを買えるであろうか……(丸善ジュンク堂書店とhonto限定販売のネイビーver.が売り切れてしまう前には入手したい……)。
今月も、すてきな読書の時間をたっぷりとお過ごしください。📚