モンタナのモンテッソーリ保育園ではサンタ無し
最近の冷えっぷりは、歴史的だった模様。
ボーズマン空港付近で、マイナス43度を記録。
空港って、うちから車で17分ですよ、うちはマイナス36度でしたから、そんなに気温が違うのもおどろき。
さてさて、ふと気づいたら、明日はクリスマスイブではないですか!なんと!
ホワイトクリスマスもいいところだなあ。
ちなみに2年前のモンタナ初クリスマス時期には、雪が降ってなかったと!
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「LINEがクリスマス仕様になってる」って何人かの友達に言われたけれど、わたしの端末では、ならない。
アメリカ版だから?
日本の友達に、「アメリカ、クリスマス感満載?」と聞かれたけど、ゼロ。
東京はイルミネーションが綺麗で、ほんと美しいなあ、と妹が送ってくれた写真を見てうっとり。
アメリカでも、ニューヨークとか大都市はイルミネーションしてるのかしらん。
「モンテッソーリスクールでクリスマス会とかやった?」と聞かれたけど、やってない。
最終日に、歌を歌う会があり、なんかデコレーションを作りましょう、ということで、折り紙に紙で作ったビーズを貼り付けることに。
その折り紙に、「サンタととなかいを作るのはどうか?」と主任の先生に伝えたところ、「クリスマスは、宗教色が強くて、祝わない人達もいるので、サンタは無しで。」と言われ、ハッとしました。
そっか、クリスマスって、キリストの誕生日のお祝いだったか。
(家に帰ってネットで調べたら、クリスマスは、Christmas。「Chirist」はキリスト、「mas」は礼拝(ミサ)を意味します。
「キリストの誕生日を祝うお祭り」です。
ということで、キリストの誕生日ではないのね!学びました。)
去年までモンテッソーリスクールのクラスにいた、敬虔なユダヤ教徒の家族の子はクリスマスお祝いしないだろうし。
わたしのヨガ仲間のインド人が、「クリスマスはインドにはないし、息子にプレゼントあげたことない。」と言ってて、驚いたことを思い出しました。
この件を通じ、改めて、クリスマスやバレンタインやハロウィンなど海外の宗教的イベントを商業化して取り入れてきたんだなあ、ということに気づきました。
日本人の宗教観って世界的に見ると、ふつー、とか当たり前ではないのかも。
これって、昨日読んだ、異文化コミュニケーション学の先駆者エドワード・T・ホールの「沈黙のことば」に書いてあった、「僕の仕事は外国の文化を理解することではなく、自分自身の文化を理解することだ、と実感した。」という感じか。ぶつぶつ。
たしかに、特に、第二次大戦後の日本で、「お釈迦様の誕生日に、ケーキを食べましょう!デートもしましょう!」とかって、違和感覚える日本人多いだろうし、企業も打ち出しにくかったのか。
今まで一般市民には馴染みがなかったクリスマスやバレンタインであれば、いけたんでしょうね。
ちなみに、お釈迦様の誕生日は日本では4月8日と言われていて、多くの寺院では灌仏会(かんぶつえ)が開かれるそう。
(ついさっき知った!今日は学びが多い。)
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