見出し画像

抗酸化作用の高い栄養素がたっぷり

夏野菜の代表格であるトマトは、生で食べると体にたまった熱を冷まして暑さを取り除き、体に潤いを与えてのどの渇きを癒します。
ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、栄養たっぷり。赤い色のリコピンという成分やビタミンCやEなどの有害な活性酸素の働きを抑える強い抗酸化作用のある栄養素を多く含まれています。

【食材DATA】

旬:6〜9月
選び方:ヘタや切り口がみずみずしい緑色のもの。
    しっかりとした重みがあり、皮にツヤとハリがあるもの。
    ぐっと重いものは、糖度が高い。
主な栄養素:カリウム、ビタミンA・B6・C、リコピン、ルチン

【薬膳DATA】

五性:微寒
五味:甘、酸
主な作用:夏バテ、老化防止、美肌、冷え症

注意点!
体を冷やすので、冷えのある人は食べ過ぎに注意。

【こんな人にオススメ】

・のどが渇く、目が充血する、ストレスを感じやすい、イライラ、便秘がち、のぼせやすい、微熱っぽい
・シミやくすみ、あざができやすい、肩こり、頭痛、腰痛が悪化、月経痛がひどい・長引く
・怒りっぽい、せっかち、暑がりでよく汗をかく、歯槽膿漏や口内炎、吹き出物ができやすい
・顔色が悪い、肌が乾燥しやすい、冷え、めまい、立ちくらみ、髪がパサつく、貧血、経血量の減少
※最後の症状の方は、トマトを加熱して食べてを加熱して食べてください。加熱することで体を冷やす作用が弱くなり、血行を促進します。

【保存方法】

ビニール袋に入れて冷蔵庫で2〜3日。
冷やしすぎると味が落ちる。

【食品成分】

(可食部100gあたり)
エネルギー・・・・・・・・20kcal
水分・・・・・・・・・・・ 94.0g
たんぱく質・・・・・・・・0.7g
炭水化物・・・・・・・・・4.7g
無機質     カリウム・・・・210mg
     カルシウム・・・ 7mg
     マグネシウム・・9mg
     リン・・・・・・ 26mg
     鉄・・・・・・・ 0.2mg
     マンガン・・・・ 0.08mg
ビタミン    B1・・・・・・・ 0.05mg
                  B2・・・・・・・ 0.02mg
                  葉酸・・・・・・ 22μg
     C・・・・・・・ 15mg
食物繊維相当量・・・・・・ 0g

【簡単レシピ】

簡単トマトサラダ

材料(2人分)
トマト・・・・1個
塩昆布・・・・ひとつまみ
ごま油・・・・小さじ1

作り方
①トマトを2.3センチくらいの一口大に切る。

②ボウルにトマト、塩昆布、ごま油を入れて和える。


―――――――――――――――――――――――――
この記事の作成者はこちら↓↓


宜しければサポートを宜しくお願い致します。全ての妊婦さんと赤ちゃんが健やかに過ごせますように。