クリエーティブ・ディレクターの「弟子」を募集します
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クリエーティブ・ディレクターの「弟子」を募集します

クリエーティブ・ディレクター(CD)北尾昌大は「これからの世の中をクリエーティブの力で変えてみたい!」と熱い気持ちを持った「弟子」を募集します。

「TVやタクシー、YouTubeなどで見かけるCMを作ってみたい!」「いろいろな企業のマーケティング活動を支援したい!」「アイディア1つで世の中を驚かせたい!」そんな想いがある方は、是非、この記事を読んでください。我こそは!と思った方は、ご連絡ください。応募方法は記事の最後に書いてあります。

クリエーティブ・ディレクター(CD)とは

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一般にCDとは、広告制作の企画から制作、納品までのディレクションをする役割です。自分の解釈では、企業のマーケティング活動を外部からアイディアの力で前進させる仕事。

例えば目の前にあるマグカップに入った1杯のコーヒー。企業がこれを売りたいと思った時、誰に対して(WHO)、何の情報を(WHAT)、どうやって伝えたら(HOW)、もっとも売上があがるか?そのいちばん優れた方法を考えて、アウトプットとしての広告を作り、世の中とのコミュニケーションを実施する仕事です。

「おもしろそうだけど、一部の天才にしかできなそう、自分には無理かも」と思われるかも知れませんが、そんなことはありません。確かに「閃き」は大切。でも、それは、ある日天からアイディアが降りてくるようなものではなく、経験と訓練を積めば、ある程度誰にでもできるようになるものです。もちろん、簡単なことではないけれど。(そして天才も確実にいますが)

遅れましたが自己紹介

北尾です。Creative Directorとして、約20年のキャリアを広告クリエーティブの業界で過ごしてきました。これまで600本以上のCMを作り、150社以上のクライアント企業の広告コミュニケーションをお手伝してきました。代表作は、NintendoのDSやWiiのCM、ビズリーチのCMなどです。最近の仕事は↓↓にまとめてありますのでご覧ください。

大学は美大などを卒業したわけではなく、普通に文系。慶應のSFCで、学生時代は、当時珍しかったWeb制作の仕事をやっていましたが、特別にクリエイティブの訓練などをしてきた訳ではありません。

ここで「師匠」となる自分が、ほかの広告クリエイターとはどうちがうのか?特徴を3点紹介させてください。

1 1人チーム
仕事のやり方の特徴です。広告クリエーティブは、CDを中心にコピーライター、CMプランナー、アートディレクターなど複数人で構成されるクリエーティブチームで担当。CDはそのチームを統括するキャプテンのような役割を担います。しかし、自分の場合は(いろいろな事情があって)新卒2年目からずっと、1人チームでやってきました。コピーライティングもCM企画も、いまだに1人でやっています。

1人が全部をやることで、クライアント企業にとっては、担当者の顔が見える、芯がブレない、とにかく速い、トータルコストが安いなどのメリットがあります。

2 効果のでるクリエイティブ
作る広告アウトプットの特徴です。業界の多くの人は「おもしろいCMをつくりたい」というモチベーションが高いです。

自分の場合は半分YESで半分NOです。と言うのも、自分のモチベーションは「とにかく効果がでるCMをつくりたい!」です。「おもしろいCM」を作れば、話題になって効果につながることが多いので半分YESとしましたが、それは手段の話です。真面目にやった方が効果に繋がると判断すれば、迷わず真面目な広告を作ります。最短距離で結果に直結する方法を選択します。

ちなみに「おもしろい」の解釈もそれぞれです。自分はCMのストーリーや映像が「おもしろい」ことよりも、今までにないあたらしい切り口を提示することを、いちばん「おもしろい」と感じます。

3 スタートアップのクリエーティブ
これまでのキャリアにも特徴があります。新卒で電通に入社しクリエーティブ局に配属。長く広告制作を続けている中で何度か、クライアント企業の社長と直接やりとりさせていただく機会に恵まれました。その体験が刺激的で、次第に「広告制作」だけじゃなく「事業」や「経営」の課題をクリエーティビティで解決することへと興味がうつっていきました。

その結果として、クリエーティブの人間としては珍しいキャリアを選択することになります。40歳にしてMBA(経営学修士)を取得するために家族を連れてイギリスの経営大学院に留学。世界中から集まったクラスメイトたちと切磋琢磨しながら、経営学の基礎を勉強しました。

帰国後は、電通を辞めてVC(ベンチャーキャピタル)に転職。スタートアップ企業の経営、ファイナンス、投資などを勉強させてもらいながら、CGO(チーフ・グロース・オフィサー)として、ファンドの投資先企業の成長支援を担当。その後、独立し、今に至ります。

現在では、主にスタートアップ企業の経営者の方々を対象に、CMの企画制作などの広告制作の領域だけに限らず、マーケティング戦略やブランディングなど幅広い領域で、事業成長に寄与するために活動しています。

正直、まっとうに考えれば予算規模の大きい大企業の仕事をした方が、撮影の規模も報酬額も大きいです。でも、代理店時代に大企業の担当もたくさん経験した上で、現在ではスタートアップ企業のスピード感やダイナミズムが楽しくてこっちを選択しています。スタートアップ専門のクリエイターは、あまり聞いたことがありません。「スタートアップとクリエーティブ」を学びたい方には、唯一無二のバリューを発揮できる自信があります。

もうちょっと詳しく知りたい方は少し前の記事ですが↓↓をどうぞ。

なぜ「弟子」を募集するのか?

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この10年以上、ことあるごとに「北尾2号をつくって」と言われ続けてきました。あまりに属人的なスタイルから脱却すべきだと思う反面、一人前まで育て上げる手間と難易度を考えると「むずかしいから今はやらない」を選択してきました。でも、先日、唐突に思ったのです!「誰かに自分の溜めてきたノウハウを継承したい」と。

実際、広告クリエーティブの領域は「型」化して教えることがとてもむずかしいです。なぜなら、流行り廃りの速度がものすごく早く、他でうまく行ったものを真似した二番煎じではうまくいかない世界だからです。そして、最終的には個人の持つ「感性(センス)」が変数として大きく作用する仕事だからです。

でも「一人前に育てあげよう」なんてむずかしく考えなければ、自分の近くにいることで学べることがあるんじゃないか?と思い立ちました。言っても業界歴20年。年の功もあって経験やノウハウは相当に蓄積されているし、何より成長につながる「機会」や「チャンス」が周囲にたくさんあります。

すぐ近くで手伝いながら「見て・感じて・盗む」体験をしてもらいたい。学んだことを「実践」する場はどんどん提供します。

それからもう1つ思うことがあります。近頃、広告クリエーティブの世界はあまり元気がありません。もっと異能なCDがどんどん出てきて、どんどん活躍して欲しい!という想いがあります。業界を見渡すと、独立して自分の名前で仕事をしているCDはほとんど大手広告代理店の出身です。将来、CDになりたいと思ったら、まず大手代理店に入り、クリエーティブ局に配属され、さらに実績を積み、結果を出さねばCDになれません。これは相当に狭き門です。経路がこれ以外に存在していないのは不健全だと思うので、けもの道をあらたに用意できないか?と、考えたのも今回の募集の理由です。

最後に募集要項

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学歴・性別は問いません。年齢も問いませんが、理想的には学生から20代前半くらいがのぞましいです。その意図は、自身のクリエーティブの「型」がまだ出来上がっていない方が、伸びしろがあると考えるからです。

絵が上手かったり、Adobeのソフトが使える必要は必ずしもありません(もちろん有利に働くことはあります)。それよりも、人間観察や妄想が好きな人、好奇心が人一倍強い人が向いていると思います。

最後に勘違いしないで欲しい点を再確認。クリエーティブ・ディレクターはアーティストではありません。なので、我々は自己表現はしません。クライアント企業の依頼にアイディアで応えることが仕事です。作ったCMは「自分の作品」ではなく、クライアント企業に「納品」します。

選考はメールから面談を経て決定します。採用人数は若干名。当然、報酬もお支払いさせていただきます。

応募の際には
・なぜ応募したいと思ったのか?
・面談することになったら何を話したいのか?

を具体的にメールに書いてください(大喜利はもとめてないです)。

ネット上に溢れているコマ切れの情報をインプットしまくって「物知り」風でも、それでは「あなた」である必然性がありません。「あなたの想い」を知りたいです。

応募用メールアドレスはこちらです(pupil@kitao.tokyo)。簡単なプロフィール(自己紹介)やTwitterアカウントなどを添えて送ってください。1通のメールで判断をしなくてはならないため、長くなることは構わないので、情報を極力たくさんください。

【追記】
たくさんの業界の仲間のRTなどもあり、当初の想像を越える数多くの方からご連絡をいただいております。すべて目を通させていただいていますが、すべてには返信できないかも知れません。また、極力、多くの方とお話できればと思っておりますが、やや多忙な日々、ご連絡が遅くなってしまうかも知れません。ご了承ください。

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Creative Director。クリエーティブ、マーケティング、ブランディングなどの領域で企業の成長をお手伝いしています。ゾンビ映画とクラフトビールが好き。 http://kitao.tokyo/