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休日BLOG VOL31

12月の今年がもうすぐ終わるからの掃除しなきゃ感にさいなまれていた今週。

今まで何の気なしに生活していたくせに、ちょっとした汚れが気になって、いても立ってもいられなくなったり、普段なら絶対にやりたくない床の雑巾がけまでした(仕事終わりに!)。


【 日曜日 】
実家からお歳暮のハムが届いた。
お歳暮といえばプリマハムみたいな風潮あるよね。紐で巻かれたハムに懐かしさを見る。

来週も再来週も、土日は出かける予定があるので、年末までに2人で掃除できる休日は実質今日だけ。

広い家ではないので、2人でやれば1~2時間で終わる大掃除なのだが、途中で休憩するから夕方までかかる。
【お掃除リスト】に書いた以外にも、洗濯機や網戸や冷蔵庫も気になって、脱線しながら頑張る大掃除という名の掃除行。

彼も自室の断捨離を頑張ってしていたし、不用品や着ない洋服(貰い物)もたくさん眠っていたようで、久しぶりに見た彼の部屋は綺麗に片付いていた(たまに覗くと泥棒が入ったような日がある)。


多分、今年最後のバレーも楽しく終えて、そのまま島を半周だけドライブした。最近、ドライブの時は将来のことを話すのが常になってきているけれど、なぜだ?子供の名前とか、どうしたい、あぁしたいって数年後のことを話している私たちがいるのは不思議だけれど、お互いに将来を見据える余裕ができたという証でもある。



木曜日のひとりの休日に図書館で3冊本を借りた。
『ヨーコさんの言葉』シリーズも1冊借りてみたのだが、イラスト付きで読みやすく、分かりやすく日常でのヨーコさんの気づきが書かれている。

その中に、便利になり過ぎている世の中で文明人はせかせかしているけれど、インディオの女たちは、毎日連れ立って水を汲みに行き、毎日川べりで滑って転んで笑うという描写があった。女たちは便利を追求することなく、毎日滑って転んで機嫌がいいそうだ。

この章を読んで、「島暮らしもそんな感じ!」と思った。
便利過ぎたり、何でもあることが幸せなのではないのかもしれないのだ。
確かに、便利であれば助かる人も大勢いるだろうけれど、ヨーコさんの文章を借りると、瓶の蓋が開けられなくて、旦那さんに開けてもらってカッコいい!とキスできる幸福を残しておくべきなのだと、私も強く思った。

豚カツを揚げる準備をしたけれど小麦粉が底をついていて、お隣さんに少し分けていただいて、代わりに一品お裾分けをしたり、そこから生まれる交流があったり、子供の洋服もすぐに買うのではなくて、皆さんが我が子が着ていた服をくれたり。そういう現代減ってきている幸福な交流こそを大切にしていきたくて、お隣さんの顔も名前も知らないのは、なんだかちょっぴり寂しいと思う。



来週は月曜日から1週間ほど彼がいないので、久しぶりにひとりきりを謳歌しようと思う。旧友や母と電話で語らうのもいいし、夕飯作りをサボって映画を1本観たり、こうしてnoteを心ゆくまで書いたり。

残りの12月は、肩肘張らずに好きなことを心ゆくままにして、穏やかに過ごしたいと願うばかりだ。

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