#日記
影さえも 透けて見せるか 冬木立
樹木についての本を読んだせいか、ケヤキは樹形ですぐに見分けられるようになりました
木に拳(コブシ)と書いて欅(ケヤキ)。その理由が、見上げてみて分かるような分からないような
時代を振り分けるように聳える樹の下のベンチでランチしていたのですが、腹を空かしたスズメが2羽、まとわりついて来て、私の箸の動きをじっと見つめていました
スズメはいったいどうやって見分けるのか、落とした白米は食べても、何故
石垣に 松を見上げて 春近し
今日の昼休みは、殆ど人のいない東御苑のあちらこちらで陽を浴びている梅の花を愛でながら、ゆるりと歩いておりました。
明暦の大火で焼け落ちた後、江戸城天守閣を再建すべく加賀藩が築いたという土台。その横(と言ってもかなり距離がありますが)のベンチが陽だまりになっていたので、お弁当を拡げてみました。
弁当箱の下に敷いたのは、昨日買った国立近代美術館の民藝の100年展の特設ショップで売っていた再生素材で
雨上がり 雲を見つめる 水面かな
在宅勤務で運動不足のところに祝日の雨で自宅から一歩も出ず仕舞い。
昼休みの時間を少しずらして、気分転換のお散歩
渡ってきた鴨がさっきから羽ばたきしたり、
セキレイが速足で通り過ぎたりしているので、リアルタイムでパチリ
真善美の小径と名付けらている場所ですが、水の流れる音と、さまざまな鳥の囀り、そして時折りゴオーという風の音が鳴り、少し遠くの方から鶏の声が聞こえて来ます。
最初木の影しか見
車窓から 遠くを望みて 萌える山
芝桜を見に朝早くから秩父までお出掛けしました。思い付きに週末ひとり散歩なので、交通手段は電車。爽やかな朝のうちに、緑のトンネルを潜って行くか旅。スマホ一つだけのほぼ手ぶらで
こういう風景を観光資源にしている場所ですが、
これって入場券購入の際に貰ったポケットティッシュでも同じ風景を楽しめます…
正直、人気も色気もない緑一色の小径の方が性に合ってまして
枯れ始めた姫椿とか
人気のない路傍に
日比谷公園で夕暮れ散歩
昨日ですが、思い切って午後半休を取り、梅の花を探しに散歩しました。
黄金色に輝くティファニーや
写真撮影中の新婚さんを横目に、
私の目当ては黄昏時の日比谷公園の梅…
見つけましたよ紅梅
とても小さな梅の花
まだまだ2部咲きくらいですが、散る前にまた訪れるのは難しいそうです
今年は開き始めた梅を拝めただけでも幸運なのでしょうね