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REPORT OF 『THE YELLOW MONKEY 10th Album「Sparkle X」 先行試聴会』

#イエローモンキー新譜レポート

まさか今年はこんなにイエモンにどっぷり浸かれる年になるとは思わなかった。なんとイエモン東京ドームライブから帰ってきた勢いそのままに、全国3会場・合計6回しか開催されない『THE YELLOW MONKEY 10th Album「Sparkle X」 先行試聴会』に申し込んだところ見事当選!!

ほぼ世界最速レベルでニューアルバムの
全貌を紐解く権利を勝ち得たのです。すげぇ。

で、今回の先行試聴会の当選した人は各種SNSでハッシュタグを付けてレポートを書くように!とワーナーミュージック殿からお達しが。上等だよ誰も文句言わない最高のQuick Report書いてやろうじゃない。

という訳で、平日火曜日の夕方に時間有給を確保した私は大至急会場のフェニーチェ堺へ向かいました。6時過ぎの開場でしたが、既に待機のお客さんが!ちなみに今回のホールのキャパが小ホールでなんと312人!!2回開催なので、大阪で聞けたのは都合600人強だけ!!

この引きの強さ・・・やばすぎる。
やっぱり今年の瑞野はなんか持ってるかも。
ミスチル奄美公演も当てたし。

会場の中では開演まで「ホテルニュートリノ」と「ソナタの暗闇」のミュージックビデオがループ再生されていました。

M-01. SHINE ON
M-02. 罠
M-03. ホテルニュートリノ
M-04. 透明Passenger
M-05. Exhaust
M-06. ドライフルーツ
M-07. Beaver
M-08. ソナタの暗闇
M-09. ラプソディ
M-10. Make Over
M-11. 復活の日

全11曲のうち、先行リリース等での既出は3曲。ライブで一部もしくは全て披露されたのが2曲。それ以外はこの視聴会にてほぼ初めて一般の人の耳に触れることとなった曲の数々です。

まず思ったのが想像以上に爆音でした。
前から4列目だったんですけど大迫力。

そんじょそこらのライブハウス並みのぶっ放しサウンドで再生されたので、より4人の奏でる音が主張強くしっかり聞き取れました。なので「楽しそうなベースだった」とか「ドラムはタイトに」とか、それぞれがこだわったポイントがよくわかる環境で視聴できたのは最高だったです(イヤカフ持っていけばよかったとは思いましたが)


まあ視聴環境はともかく曲の感想ですよ感想。

めちゃくちゃロックンロールしてました。4人の情熱とか衝動がガンガン強火で炒められた音がする。

予想以上に「ドライブ感」というのか、ハイテンポでグイグイ飛ばしていく曲が多くて。しっとり聞かせる歌が少なめだったのが印象的でしたね。「罠」とか「ラプソディ」とか「Make Over」辺りはその先鋒。ライブでお客さんを煽ったり乗せることを意識したような曲が多かったです。

一方、大病を乗り越えてカムバックしたロビンもとい吉井和哉氏の今の死生観とか、人生に対する向き合い方みたいなのが見え隠れする曲みたいなものもすごく多くて。「ホテルニュートリノ」みたいな情念たっぷりのナンバーとか、目が覚めた瞬間という描写が出てくる「Beaver」とか。

個人的には、誰かの物語を綴っていくかのようなストーリー性のある「ドライフルーツ」なんかもとても惹かれました。グッと一歩曲の世界に入り込める感じがして、これぞイエモン?っていう雰囲気を感じるのです。


そして!!今作の私的MVPは間違いなくこれ!!

「復活の日」

東京ドーム公演の最終盤、ロビンがこの曲を歌う姿と共に会場に流れたこの曲を、ようやくもう一度聞くことができました。

が、もう2024年の年間で最も感動したベストナンバーがもう決定してしまいました。それぐらい、胸を打たれ、心が震えたラスト1曲でした。

「悩み続けた四半世紀」
「Restart of my new world」

考えてみれば僕も来年25歳。干支は2周し、四半世紀を生き抜いた男になる。この先このままでいいのかとかもっと色々な選択肢があるんじゃないか、そう迷うこの歳にこの曲に出会っちゃったら。もうただただ背中を押されているような気分になってしょうがない。

ボーカリスト、というより一人の人間に立ち返ったロビンが、こんなにストレートなメッセージを解き放ったことに痺れ、これから始まるネクストステージに強いワクワクを覚えざるを得ない。そんな曲です。この曲に出会えて良かったです私は。


というかなお前ら。『千の薔薇をベッドに敷いて一夜限りを繰り返し』なんて歌詞が似合う骨太なロッケンローラーが今この国の何処に居るんだよ。

だから俺は好きになったんだロビン。歳が24だからとか周りにイエモン聞く奴がいねぇとか知ったことかよ。俺が好きなんだからそれでいいんだよ。

俺はこれからもイエモンを追い続けます。
今日噛み締めた幸せをいつまでも語れるように。

夏のイベントを終えると、いよいよ年を跨いでのホールツアー「Sparkleの惑星X」がスタート。喉の調子は気にかけてもらいつつ、何事もなくツアーを無事完走できますことを切に祈りながら。このレポートを締めようと思います。

とりあえず買え!!!聴け!!!


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