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水宮うみ
2022年2月5日 06:20
一度しか鳴ることのない音楽を一度だけの私達が聴いた。正しさなんて知らないからそよ風みたいになんにも言えない帰り。とうめいなストローをとおっていった 好きって遠目には透き通ってた。ぼくの目がぼくの世界を変えていく 目に映らない目が此処にいる。言葉にしてもいい事を知るたびに世界の解像度が上がってった。かつて歩いていたひとりの居ることが分かる涙に滲んだ光。数や字や音や形や動きやら
2022年2月4日 06:19
眠たくて曖昧になるその日々に黒子のように星が散らばる。電気信号が信仰した天使 電信柱たちに遺伝子。根も葉もない花を咲かせて尾鰭付き一人歩きするみんなの肴。言葉に制圧されている風景を解放するような言葉があった。想像で造花が増加する現象 幻像のなか減少していく。この間耳にしたその日に聞いた問い口にして閃いた人。百億の記憶の遠く、その奥に送り物だけ置いておいとく。人よりも泥濘