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川柳

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2022年5月の記事一覧

誰のレター 何処のこと

言葉から離れて暮らしている話

シンデレラを名乗る不審者 三輪車

人間に人の心はありません

卒業式。別名、終わりの始まり。

なぜ誰もいないのではなく君がいた

数時間 数字を煮込めば数学に

潺潺と流れる川が川柳に

淡々とどんどん短歌書いたったwwww

もじもじと恥じらう文字が文学に

カラフルアメ

青から降るその風船を追いかけた

夢に落ち夢から落ちる夢をみる

再生ボタン 更生と甦り

パンゲアのように大きなパンケーキ

iPodだけ夕暮れを思い出す

川柳

川柳の流れのように十七音

五七五 VS.五七五七七

先生が我流で書いた千川柳

七七と五七五で何作ろう

瞬いた音

ささやかな光を拾いあつめた日

暗闇の無音の風に触れている

桜吹雪の中で無数に生きて

火々

謎は謎のまま使命に燃えている

話す日々花火を離し花燃やす

行間に透明な少年がいる

理科室の炎みたいに青い空

夏雲

鼓動ごと異なった言葉になった

夏休み飽き飽きしても来ない秋

七色の七味かけると虹味に

太陽の賜物の場所の湯をバシャー

陽気にも容易に傷の場所にいる

ぐねぐねとしている雲は非行期雲

恋心よりも綺麗なものになる