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問題行動が続いてる6つの原因とその例

1)感覚的な刺激の獲得

◆自分の出す声(音)を得る:まわりに人が居ても居なくても、注意されてもいなくても、とめどなくウーウーと声を出す

◆匂いをかぐ:危険物置き場の灯油やガソリンのフタをあけて匂いを嗅ぐ、車の給油口やガソリンスタンドを見つけると走って行き、匂いを嗅ぐ。

◆独特の皮膚感覚(痛みなど)を得る:爪を噛み剥いでしまう


2)注目の獲得

◆叱責や人の顔色の変化を得る:思春期を過ぎた男性が、女性に向かい「オッパイ触るよ」と繰り返し話す。

◆家族の叱責を得る:家族の服をタンスから出してきて、オシッコをかける。

◆母親の叱責を得る:食事中に食べ物や食器を自分の服や髪の毛につける。


3)ものや活動の獲得

◆おもちゃを得る:ショッピングセンターのおもちゃ売り場の前で「買って、買って」と大泣きしながら床に寝転がる。

◆好きなメニューを得る:食卓の前のご飯やおかずを投げつけて、結果的にコンビニからいつものおにぎりを買ってきてもらい、食べる。


4)感覚的な刺激から逃れる

◆怖いものを見なくてすむ:大変嫌いな床屋の回転看板がある商店街に近づくと大泣きする(別の道を通る)。

◆特定の音を聞かない:トイレの中でのフラッシュ音が嫌で、水洗せずに出てきたり、トイレに入れなかったりする。


5)注目から逃れる
◆会話やだんらんを避ける:夕食時間になると自分の食事を車の中に持ち込む。家族が食事を終えるのを待ち、その後食べ始める。

◆他の利用者との会話を避ける:休憩時間意なると、急いでトイレの個室に入り、作業時間が再開されるまで出てこない。


6)課題や活動から逃れる

◆苦手な活動中の指示を拒否する:運動の時間になると急にヘラヘラ笑い出し、一切の指示を受け付けなくなる。強く、繰り返し支持すると大きな奇声と泣き叫びが1時間続く。

◆トイレに逃げ込む:作業時間になると、トイレに行く回数が頻繁になり、ほとんど作業が手に付かない。

◆道具を壊す:嫌いな外出の前に、帽子を破いてしまい、ゴミ箱に捨てる。

いろいろありますが、一例です〜

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