小説『羊と鋼の森』に思う音楽と世界の関係性
『羊と鋼の森』宮下奈都
2016年本屋大賞受賞作。初版6,500部からの異例の出世というこの作品。山﨑賢人くんが永遠真剣な表情を見せ続けてくれる予告編をテレビで見かけるようになって、「あ、そろそろ」読まなければと思い、秋のはじめにようやく読了。12月19日に映画のBlu-rayとDVDが発売されるこんなタイミングに、今さらの原作レビュー。
※映画は観ていません!あくまで小説の感想です。
見習い調律師の主人公 外村が、ピアノの音色に魅せられてから一人前の調律師になるスタ