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ダブリンに来た当初の気持ちを振り返る。

2023年3月にワーキングホリデーでダブリンに来た。

3月なのに
雪が降っていて、耳が痛くなるほどの寒さだった。

「とんでもないところに来てしまった」
初めに心に浮かんできたのがこの言葉だった。

乗り継ぎのシャルルドゴール空港からダブリン空港に向かった。
飛行機を待っているのはみんなヨーロッパの人たちだった。

その中にポツンと、日本人の私。

とてもとても心細かった。

地図上で見ると、
ヨーロッパの中で一番西にあるアイルランドに
ヨーロッパから見るの遠い東の国の日本。

こんなにも離れている国にいるんだと
だんだん実感していくことになった。

はじめは、
日本にいた時に住む家を探していた。
アイリッシュファミリーの家にホームステイすることになっていた。
そして、初め止まっていたダブリンのホステルに迎えに来てもらった。
とても親切で優しい人だった。

だが、数日だってみると
なんだが様子がおかしい。
あれ、自分の時間が全然取れず、家政婦みたいになっているよねと
思っていた。

それで、6日間でその家を出て、
新しく住む場所を探すことになる。

住む家がない状態で
通い始める語学学校のアコモデーションを頼りに
ことを前に進めるしか無かった。

そして運よく
家はすぐに見つかり、
3ヶ月は安心して過ごすことができるようになった。

そして私の旅はまだまだ続いたのだった。

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