人の心と時間と労力
最近、以下のような人が極端に増えた印象があります。希望や目標がなく、自分の存在意義や価値を見失っている人達です。
他人や社会に対して無関心や敵意を抱き、孤立や対立を招いている
自分や周囲に対して否定的で厳しい判断を下し、自己肯定感が低い
感情が鈍くなり、喜びや楽しみを感じられなくなっている
このような心の状態に陥る原因はさまざまですが、一般的には、ストレスやトラウマ、不安や恐怖、孤独や無力感などが挙げられます。これらの要因は、人間の本来持っている生きる力や幸せ感を奪ってしまいます。
では、人間の退廃した心から抜け出し、ポジティブになるにはどうしたらよいでしょうか?私は、以下の3つの提案をします。
自分自身と向き合う
人間の退廃した心は、自分自身と距離を置くことで生じます。自分の感情や思考、欲求や価値観などに気づかずに生きていると、自分が何者であるかわからなくなります。そこで、まずは自分自身と向き合うことが大切です。日記を書く、瞑想する、カウンセリングを受けるなどして、自分の内面にアクセスしましょう。自分自身と対話することで、自分の本当の気持ちやニーズが明らかになります。自分に優しくする
人間の退廃した心は、自分に優しくしないことで強化されます。自分を責めたり否定したりすることで、自己肯定感が低下します。そこで、次に大切なことは自分に優しくすることです。自分を認めたり褒めたりすることで、自己肯定感が高まります。また、「ありがとう」と言ったり、「ごめん」と謝ったりすることも効果的です。「ありがとう」と言うことで感謝の気持ちが増え、「ごめん」と謝ることで罪悪感が減ります。他者とつながる
人間の退廃した心は他者から遮断されています。他者への関心や信頼が失われており,孤独感や敵対感が強まっています。そこで,最後に重要なことは,他者とうまくつながる方法です.友達や家族,同僚,趣味仲間,ボランティア活動等,さまざまな形式でも良いです.そうした場でコミュニケーションをとることが重要です。他者との間に関係性を構築することにより、他者への失われていた共感性や関心、信頼が戻ってきます。が、これには長い時間と努力が必要となります。
何をするのもそうですが、簡単に自分の心を元も戻すことは不可能です。これらは、大変な時間と労力を必要とします。
ネガティブに染まったもの、それはそう簡単にとることは出来ません。自分と何度も何度も対峙することで、自分の持つ闇に何度も立ち向かい向き合い続ける中で人間の退廃したその心とは、少しづつ蘇ってくるものだると考えています。
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