見出し画像

キャリア的視点387 -「予防」という考え方-

今日のテーマは「予防」です。
健康を保つために皆さんも色々と取り入れているでしょうが、心の健康はどうされていますか? まずは虫歯に関する話からスタートです^^
読了時間は3~5分です。


予め防ぐ

私の母は虫歯がありません。まもなく80歳近いはずなのに、今も元気に自分の歯でご飯を食べています。1本も抜けていない様です。
聴いてみると、
「妊娠期間中以外で虫歯になった事がない」
と言うことでした。
もちろん普段からの歯磨きなどのメンテナンスが余程しっかりとしていたのでしょう。私などは見習うべきでしたのに、何を視ていたんでしょうね^^;

私自身も40代前半のころからやっと、予防歯科に通うようになりました。何も悪いところがないのに病院に通う、というのが最初はピンとこなかったのですが、キャリアコンサルタントの資格を取った頃から意識が変わりました。

キャリアコンサルタントとしては悩みを抱えた方の相談業務や、将来に向けたキャリアアップを考えている人たちに対する支援、及び自社の従業員の将来(=会社の将来)を真剣に考えている企業の支援を任せて頂いたりする訳です。
しかし、改めて考えた際には、最初に書いた
「悩みを抱えた方」に対しては、そもそも悩みを抱える必要のないほどに職業人生などが充実できれば良いのに、という考えに簡単に辿り着くものです。

つまりはキャリア予防です。
英語で言った場合には「Career Prevention(予防)」になるのか「Career Control(管理)」になるのかは、英語に疎い私には分りかねます。

しかし、「悩まない人はいない」ではなく「少しでも悩まなくて済む」のであれば、やってみる価値は充分にある話なのではないでしょうか。
これは

毎朝5Kmウォーキングをする。
定期健診を毎年行う。
栄養バランスを考えた食事を摂る。

などと何ら変わりはありません。


メンタルヘルス

実際に現在「労働安全衛生法の改正(H26.6.25)」により、労働者の心理的な負担の程度を把握するため、医師、保健師等による検査(ストレスチェック)の実施が事業者に義務付けられました。(ただし、従業員50人未満の事業場については、当分の間努力義務です。)→施行期日:平成27年12月1日

これを受けて「メンタルヘルス・マネジメント検定」も広く知られるようになりました。

しかし何よりこれは「病気」を防ぐという観点からの考え方です。先述の「少しでも悩まなくて済む」というのとは少々範囲が異なっています。

「病気」に至る更にもっと前の「悩み」の段階から予防することで、これからも続く職業人生(職業にこだわる必要もありませんが)を、明るく活力に溢れながら送っていけるように、ということなのです。

それがキャリアコンサルティングの効用のひとつでもあるのです。

しかし大きく出ましたが、これは何もキャリアコンサルタントなどを頼る必要もありません。
皆さんが皆さん同士で、お互いに「傾聴」し合えば良いのです。ただそれだけ。

極論すれば、人は承認欲求などにより

自分の事を知って欲しい
自分の知識を人に伝えたい
努力を…
成果を…

等の気持ちを持っています。普段から寡黙な人ですら少なからず持っています。
この欲求を解消することで、意外にも「悩み」というストレスから解放さて行くのです。

「聞く」のではなく「聴く」
「訊く」のではなく「聴く」

人の話を「聴く」専門家である国家資格の「キャリアコンサルタント」に「話の聴き方」「1on1ミーティングの方法」などを教授してもらうのが「はじめの一歩」なのではないでしょうか?

参考までにどうぞ^^;

#キャリア的視点 #キャリアコンサルタント #キャリコンバレー #毎日ブログ #プロティアン #虫歯 #予防 #傾聴 #悩み #メンタルヘルス #安全衛生法 #Prevention #note3150

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?