見出し画像

キャリア的視点256 -「夢」の正体-

毎日ブログ 256日目(2020/11/10)

今日は【夢】の正体をお伝えしようと思います。
念のために書けば、私が言うところの【夢】と言うのは、夜、布団の中で見る夢ではありません。そちらの夢の正体は下のリンク先のホームページなどでご確認ください(^^)

妄想 ← 「夢」 → 目標

私の言う【夢】とは、目的・目標の意味で使われる方の夢です。
「将来の夢は、街の人に頼られて、犯人を捕まえる警察官です」
子供達の中からそんな言葉が語られます。
一昔前は「夢」=「職業」でしたが、今は異なります。「どんな自分になりたいか」です。

ところが「警察官になりたい」と言う夢を掲げても、そこから何も行動をしなければ、夢は妄想になってしまいます。
本気で警察官になりたいと言うのであれば、夢は目標と言う意味合いを持つ様になります。

【夢】が目標になるか、妄想になるかは行動によって変化するのです。

この行動のエネルギー源は【ワクワク】です。

ワクワクがあると『身体が勝手に動き出す』んです。信じられない様なパワーが心の内から湧き出てくるんです。不思議ですよね(^^)
ちょっと辛い事も「辛い」と感じなくなってくるんです。まるで麻薬の様です。

要するにワクワクしている時間は楽しんでいる時間です。楽しんでいるから疲れない。疲れないからいつまでも行動し続けていられる。

これを【無我夢中】と言います。別の言い方で【フロー状態】とか【ゾーンに入る】とか言ったりもします。皆さんにも経験はありませんか?

私は専門学校時代に、吉祥寺から新宿までを自転車で毎日(約40分)で通っていました(^^) これはフローに入っていたと思うのですが、どうですかね^^;

夢の正体

夢とは好きの一つの形態です。好きが高じて、あんな風になりたい、あれをやりたい、に変わっていきます。

生まれてから1年もすれば色々なおもちゃで遊びだしますね。そこにはその子それぞれの個性で好きなものが違っています。
物心ついた頃にはかなり明確に好き嫌いがはっきりしてきます。
その頃には親・兄弟の影響や、テレビや漫画、音楽やスポーツなど、様々な外的な刺激を受けて変化していきます。

つまり、「好き」と言う感情は、外的な刺激に対して「たのしい!」と思えた時に発生します。その時の脳内麻薬のエンドルフィンの量が多ければ多いほど好きのレベルが上がり、好きはいずれ「夢」に変化していくのです。

夢の正体、それは

好き(内的動機付け) × 外的刺激 × エンドルフィン

なのだと思います。足し算ではなく掛け算なのがポイントです。

大人にだって夢はあるんです。あって当たり前だし、無ければ人生面白くないじゃないですか。
「夢なんてない」って言っている方は、ぜひ子供の頃の自分を思い出してみてください。

夢を描く

火事で助けられた経験から消防士を目指す。
親が警官だから警察官目指す。
学校の先生に憧れて、教師を目指す。

全部、正解です。とても素敵な夢です。

好き。憧れ。ワクワク。
何でも良いのです。本人にしかわからない動機付けになるのでしたら、表現の差異なんて問題にはなりません。

「夢を見る」のは是非ベッドの中で。
「夢は描く物」です。そして「行動して叶える物」です。

夢は子供の専売特許ではありません。大人になっても、高齢者になっても、何歳であっても「◯◯したい」と言う欲求があれば、それは「夢の種」になりうるのです。

「今期、営業成績でエリアTOPを取ります!」
最高の夢じゃないですか。「宇宙飛行士になる」にも匹敵する素敵な夢です。
TOPに立って称賛・承認の嵐を受け、自己達成感や自己肯定感、自己有用感を感じながら、かつ自らのキャリアを切り開く。そしてその先の目標に向けてステップアップをしていく。

自分が自分なりに輝ける姿。それが夢です。
その夢の達成のために貴方はどんな行動を起こしますか?

そう。夢を具体的に描いて、一歩ずつ行動を起こせば、夢は叶うのです。

#キャリア的視点 #キャリアコンサルタント #キャリコンバレー #毎日ブログ #夢 #目標 #妄想 #行動 #怒髪天 #オトナノススメ #ワクワク #フロー #ゾーン #脳内麻薬 #エンドルフィン

個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?