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四行日記を始めてみる♪

いつもすごくためになるお話を書いて下さる、宗慧@活人禅寺さんのところで「あるがままを見る(四行日記)」という記事を読んだ。

私はあれこれ思い悩んだり、本心を見失う要因の一つは、主観と客観をごっちゃにするからだと考えているんだよね。

これは自分を顧みてもそうだし、鑑定しててもよくある罠。
例えば鑑定中によくあるやりとりは↓こんな感じ。

「彼の気持ちが離れている気がする」
「どうしてそう思うの?」
「最近連絡が少ないのは私への気持ちが冷めてきたからですよね」←主観

事実は「以前と比較して連絡が少ない」、この部分だけなのだけど、主観によってそこに「気持ちが冷めたから」という意味が加えられているよね。

実際には単に忙しいとか、安心してるからとか、頑張って背伸びしてただけで本来のペースに戻ったとか、いくらでも理由は考えられるのだけど、主観に囚われると事実に勝手に意味づけして悩みを生み出してしまうわけだ。

主観というのは、事実から連想したイメージであって、その人の世界観(潜在意識の状態)に基づいている。
だから同じ事実でも、人によって受け止め方や意見が全然変わってくる。

特に落ち込んだり、苛立っているなど、心のバランスが崩れているときは、色眼鏡をかけたまま物を見るように、悲観や怒りをベースに事実を脚色してしまうので、極端な発想や受け止め方になりがち。

でもそういうときって、自分ではなかなか自覚も修正もしにくいんだよね(´・ω・`)

この四行日記というのは、

一行目、事実・出来事
二行目、気付き・発見
三行目、学び・教訓
四行目、宣言・ありたい姿

宗慧@活人禅寺様 あるがままを見る(四行日記)より

と、シンプルに書きだしていくことで、事実(客観)と主観を区別する。
これを続けることで、思い込みに染まった心をニュートラルに戻し、また過去や未来に分散しがちな意識を今に集中できるのでは?と感銘を受けた。

私は道教の教えが自然な感じで好きなのだけど、禅も本当に実践的と言うか役立つ教えが多くてためになる。

というわけで、早速今日から四行日記をつけてみようと思う♪

四行日記というものを教わった。
心の状態を整えるのに最適な方法だと思った。
主観を区別すれば起こっていない出来事に思い煩うこともない。
真っ新な心で物事を俯瞰的に見られるようになりたい。

四行にシンプルにまとめるって意外と難しい(´・ω・`)
しかも「気づき・発見」と「学び・教訓」もごっちゃになりがち……。
思わず検索してそれぞれの言葉の意味を調べてしまった💦

また客観のつもりが、主観になってるというのはあるあるらしい。
さもありなん。
(詳しくは宗慧@活人禅寺さんの「あるがままを見る(四行日記)」をお読みくださいませ♪)

楽しみながら気楽にやるといいですよ、コメント頂いたので、気負わず気楽にやってみようと思う♪

ちなみに私が持ってる中で、読みやすく分かりやすいと思った道教や禅関連の本は↓この辺。
いずれも知識がない人向けに易しく書かれているので気楽に読めます♪

  • 「マンガ 老荘の思想」講談社α文庫 ←道教のベースの思想

  • 「タオ 老子」加島祥造著 ちくま文庫←子供でもよめそうな童話風の文体なのに、書き下し文も載ってる優れもの

  • 「TAOのセラピー」アダム・J・ジャクソン著 春秋社←健康に全振り本

  • 「決定版 禅の名言」高田明和著 双葉文庫←禅の名言をテーマ別に分けて解説してあるので気になった項目から読める

  • 「禅 シンプル生活のすすめ」枡野俊明著 三笠書房←「いらないものを捨てる」など、素人でも気軽にできる実践本。

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