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「一緒にやろう!」から始まる、すきを楽しむあなたらしい生きかた

モエさんは天才に見える。

「個性的」とか「らしさがある」みたいなことも、きっとたくさんの人から言われてきたのではないかなと思う。

なんの知識もない私でも、デザインのセンスや才能を持ち合わせている人だと感じることはできる。だけど、知れば知るほどモエさんは、努力の人なのです。

ゆっくり・穏やかな口調にぴったりの、なんとも言えぬ声色の持ち主で、話を聞いていると癒される。でも、その中身はめちゃくちゃ論理的で効率的にできている(でもそれを言葉で伝えるのは苦手!)。

それがまたモエさんの魅力になっているのだろうと思う。

モエさんの詳しいキャリアについては下記のサイトをチェックしてください!

これからが楽しみでしかたない

「楽しみ、わくわくする」と、これからのことを考えて、嬉しそうに話すモエさん。

最近は、SNS経由でデザインやイラストの仕事を受注し、企業案件でも着実に実績を積み重ねている。

それに、個人の活動としても、だいすきなAdobe Frescoをたくさんの人に知ってもらう活動(イベント企画AdobeCC道場登壇youtube配信etc…)をしたり、イラスト&デザインの1on1教室を主催したり。

「お金をもらうこと」と「自分のすきを守ること」。そのバランスをうまく保ちながら、フリーランスとしての活動をしっかりスタートさせている。

モエさんって、デザイナーとしての経歴は長い(新卒からずっとデザイナーさん!)ので、スキルベースでいったら仕事なんて山ほどあると思うんです。だから、デザイナーとして稼ぐということって意外とすぐにできてしまうのかなって。

そこをあえて、自分の「すき」にちゃんとフォーカスして仕事をしようと考えているんだよね。

憧れる人、多いと思うんです。すごいですよね、純粋に。

でも、これはモエさんが天才だからできているんじゃなくて、ちゃんと努力して、考えて、行動してきたことが確実に実を結んだ結果だということ。それがなによりすごい。

一緒にやろうよ!がすべての始まり

モエさんの努力は、最近大きな結果となって現れました。

Adobe Frescoがだいすきなモエさん。Frescoの楽しさを伝える「モエ絵フレスコ」というイベントを自主企画して実施したり、SNSで思いをつぶやいたり。そんなことを続けていたら、ある日AdobeさんからDMが届いて、なんとCreative Cloud 道場に登壇することになったんです!

Creative Cloud 道場は、毎週木曜夜8時からAdobe Creative Cloudに関する内容を生放送するアドビのインターネット番組です。Twitterはこちら

これは、本当にすごいことで。何度も言うけど、モエさんが日々すきを大事にして、それを丁寧に発信してきたからこそ実現したことなんだよね。こういうのをちゃんと継続できるのがすごさだし、やはりすきは人の心を動かすちからがあるのだと思いました。

日々発信・活動をすることのモチベーションって、もちろんすきという気持ちもあるけれど、誰かになにかをGiveしたいという気持ちも働いているらしい。

モエ絵フレスコもそうだし、先日リリースしたイラスト&デザイン教室も、実は全部「みんなもやろうよ!」から始まっている。

「きっかけを与えられたらなって。楽しい気持ちを大切にしてほしいの。

こんなに楽しいものがあるよーってただ口で薦めても、“へーそうなんだー”って終わっちゃうかもしれない。

でも、無理やりでもいいから“やろうよ!”って誘って、一緒に手を動かす経験をすると、結果的にやってよかった!って新たな気づきがうまれたりする。そういう体験をみんなにしてほしいな。」

みんなと気持ちをシェアしたい。これは、確実にモエさんの「らしさ」につながっているのだろうな。

クリエイティブと効率の関係性

いまのモエさんがどうかたち作られていったのか、とても気になる。一番初めに働きだした会社は新聞社関係のイラスト制作会社だったとのこと。

納品までの締め切りが2.3時間後!というのが普通の職場だったらしい。全く想像できません。

「効率よく仕事をしようというのがチーム全体で共通認識であって。最初にそれを叩き込まれたから、それが普通だと思ってたの。

でも、転職したら”モエちゃん仕事早いね”って言ってもらうことが増えて。これをもっと誰かに届けられたら、わたしが作業早いねって言われるみたいに、みんなできるようになるよーって思うようになった。イラスト&デザイン教室では、そこもできたらいいなって考えているんだよね。」

自分では普通だと思っていたことが、場所を変えたら特別だった。この経験がいまに活きているんだね。

みんなにできるようになってほしいのは、なぜなんだろう。気になって聞いてみた。

「できるようになったほうが楽だって、これまでの経験で実感してるの。ゴールイメージをまず明確に決めると、作業の無駄や迷いがなくなるから、そのぶん作業が早く終わるんだよね。そしたら余白ができて、もっと考える時間に使えるよね。

アイデアや構想を考える時間が作れると、作品のクオリティを上げることもできる!それに、わたしは自分で企画して、それを形にしていく過程がデザイナーをやっていて楽しいと感じるところだから、作業で削れるところは削って、余白を作りたいなって思うの。

あと、時間と気持ちに余裕や余白がないと、作業に追われてパフォーマンスが下がるとも感じているんだよね。」

クリエイティビティを追求するためには、効率化も大事。そのための「ショートカットキーの駆使!」とかは全力でやってきたんだって。勉強になりますね。

そして、この話を聞いて、やっぱりモエさんすてきだなあと思ったんです。

どこがすてきかというと、自分の「すき」をわかっていて、それを大事にしている。それから、すきを大事にするために努力をしている。そして、努力して得たものを誰かに伝えたい・還元したいと思っているってことです。

いつだって「一緒にやろうよ!」って人を巻き込んでいく力があるんだよね。

コンプレックスもすべてオリジナルな魅力

でも、好きなものを知る、それを大事にするって、簡単そうでめちゃくちゃ難しいですよね。

実はモエさんも、できるようになったのは、最近なのだそうです。

「もともとは他人からの評価をすごい気にしちゃう人だったの。だから、求められていることを懸命にこなしてた。でも、それだと幸せじゃないなって思ったんだよね。

こんなに頑張って求められることに対して答えたのに、その頑張りをちゃんと評価してもらえなかったり、価値を低く見積もられたり…そういう経験をして、この働き方を続けていくのは違うなって感じるようになった。」

そこから仕事も家事育児も一旦忙しくするのをやめて、リセットして、自分の気持ちに正直になってみたらしいです。あと、キャリアブランディングに出会って、3か月間、自分と向き合ったんだそうです。

そこでモエさん、こう思ったんだって。

「わたしは、わたししかいない。今まで生きてきた自分はめちゃくちゃ頑張っていたし、コンプレックスも生きづらさを感じていた個性も、全部オリジナルな魅力じゃないか!自分ではネガティブに捉えていたことも、よいと言ってくれて、受け入れてくれる人もいるんだ!って気づいたんだよ。

そこから、同じ目線で仕事しあえる人とか、わたしのことをちゃんと理解してくれる人にGiveしたいって考えるようになったんだよね。」

休んで、すきをちゃんと見つめなおしたら、いままでの人生で自分自身に対するケアが足りていなかったと気付いて、そこをちゃんとするようになった

そしたら、「わたしらしいわたし」をちゃんと肯定できるようになって、自分のすきを大事にできるようになった

すごいよね、これ。感動してしまった。

当時のモエさんの思いがつまったスライドがあるので、これもぜひ見てほしいな。

あと、ちゃんと自分を見つめなおす時間をとれたのは、夫さんの関りも大きかったんだそうです。

「大丈夫だよって言ってくれたんだよね。何の根拠もないけど(笑)。でも、そうやって長い目で見て、わたしの力が開花するのを応援してくれる人がいたのは嬉しかった。」

これはかなり重要だと思っていて。ひとりでなんでもできる人っていないと思うんだよね。相手は夫さんでなくてもよくて、とにかく自分のいまを肯定してくれる誰かがいることで、いまの自分を過不足なく肯定できるようになる経験が必要

そして、こうやってだれかに「大丈夫だよ」って言ってもらったからこそ、モエさんもいま関わる人に「大丈夫だよ」っていって回っているのだろうと思う。

モエさんのすごいところは「大丈夫だよ」という安心と、デザインやイラストのスキルをセットで渡せること

だから、きっとこれからたくさんの人の「すき」「やりたい」をかたちにしていくお手伝いをしていくのだろうね。そして、その過程で自分の「すき」と「やりたい」を全力で叶えていくのだとも思いました!

これからも全力で応援しています。

モエ's SNS:Twitter note youtube Instagram portfolio etc.

※このnoteは、自分のすきを大切に頑張る人にインタビューをする #他己紹介note 企画で書いた記事になります。今後も専用マガジンに不定期で追加していく予定なので、よければチェックしてみてください。

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