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「人に頼るのが苦手」だったけど、少しマシになったかもしれない

私は普段からあまり相談をしません。ほとんどのことはひとりで決断して、事後報告だったりします。

夫さんに対しても基本的にそうで、15万円払ってキャリアスクールSHElikesに入会したことも、しっかり入金した後に報告しました。

相談しないのっていつからなんだろうなーって考えていたら友達との会話を思い出したので書いてみます。

それ、相談じゃないよね

いつだったか忘れたんですが、高校時代からの友人に「相談したいことがあるから今度ご飯食べない?」と連絡したことがありました。

たぶんこのとき人生ではじめて「相談したい」と友人に言ったんじゃないかな。

相談する気満々で、でも相談ってどうやってするんだろってそわそわしながら友人に話をしたんです。

いくらか話したあとに友人がこう言いました。

「それ、相談じゃないよね。」

もう気持ちは決まってて、背中を押して欲しいってことでしょ。そう付け加えながら、友人は「そう思うなら、それが正しいと思うよ」と言ってくれました。

確かに私の相談はいつも「結論は決まっていて、背中を押してもらうためにするもの」だったりする。

頼りかたがわからない

頼ったことがないので、長らく頼りかたすらわかりませんでした。社会人になってからは、それでかなり苦労した気がします。

特に社会人1年目で右も左もわからない頃に、どうやったらこの状況から抜け出せるのか全くわからなくなったんです。

先輩や上司にも上手くその状況を伝えられないし、なにを相談したらいいのかも、どう頼ったらいいのかもわかりませんでした。

結果、「負け癖がついている」と先輩に言われるくらいには成果がでませんでした。

仕事のまかせ方がわからない

転職してそれなりに仕事をしてましたが、今度は後輩や一緒に仕事をするチームができてから苦労しました。

仕事のまかせ方がわからなかったからです。

上手く任せられないから、自分でやるほうが早い問題になったり。どんどん自信がなくなって、任せるのは申しわけないって感情になったりもしました。

もがきながらやっていた最中、双子の妊娠が発覚し、退職して1年ほど仕事から離れることに。

仕事を離れるのは体調的に仕方なかったけど、また仕事を始めることへの不安がとっても大きかったことを覚えています。

産育休から復帰後の変化

子どもが1歳になったとき、声をかけてもらい業務委託で仕事復帰したんです。

それで気が付いたんですが、前と比べて圧倒的に仕事がしやすいと感じている自分がいます。

なんでなのか考えていたら、頼るのが当たり前になっていたからだとわかりました。

双子育児をしながらの時短勤務。今もですが、突発的なお休みもかなり多いです。それでも比較的重要なポジションで働かせてもらっている自覚はある。

なので、私が休んでも仕事に支障がでないように日頃から人に頼るようになっていました。

仕事の可視化も進捗共有もできる限り行うし、固定タスクはできるだけ外注化したり後輩にゆずる。急な休みが発生したときの代打は、私がその仕事を受けるときに一緒に決めておく。他にも細かい工夫をたくさんしているんですよね。

たぶん、頼らないとやっていけない環境のおかげで私が変わったんだと思うんです。

双子育児はとにかくチーム戦で、夫さんはもちろん、お互いの両親やさまざまなサービスの力を借りてここまで子どもを育ててきました。

その中で「頼る」とか「相談する」ってことが日常に落とし込まれたんだろうな。

弱さを見せることの強さみたいなもの

頼ったり、相談したりするようになって思ったことは、「頼るというのは、信頼の証である」ということです。

子育てに関していうと、子どもがとっても大切だし心配だから、誰に頼るかはかなり慎重になりました。

これはこの人でもいいけど、ここはやっぱり夫さんじゃないとだめだとか。

関係性や立場が違うというのはもちろんあるんだけれど、圧倒的に信頼しているということでもあるなって思います。

あと、頼るって自分ができないことを認めるってことだとも感じていて、ある意味では弱さの共有であると思いました。

弱い部分を見せることって結構怖くて、やっぱり信頼関係がないと難しいなって感じます。どう思われるかなーって不安になるから。

だから、誰かと弱さを共有できる人ってすごく強いなーって思うんです。かっこいいなって。

全部を見せられる人がひとりいるよりも、弱さを少しずつでも共有できる人や場所がたくさんあるほうが生きやすいとも感じているので、これからの人生はどうやってその関係性や居場所を作っていくのかについて探求していくのかもしれないですね。

※こちらのnoteはセフルコーチング的に書いたものです。どのように書いたかの詳細は下記のnoteをご覧ください。

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