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眠れない夜の徒然。美術館編

この記事を開いてくれたあなたが、もし美術館に行く習慣のある人だったならば。
私はあなたに聞いてみたい。

『なんで、美術館に行くんですか?』

そして、いろいろ聞いてみたい。
美術館のなにが好き?
作品のどこを見てるの?
好みの系統の作品は?
おすすめの美術館ある?
好きな作家は?
ひとりでいくの?それとも誰かと?

外は雨が降っている。
今日は夕飯を食べた後、爆睡してしまって、起き抜けに紅茶を飲んでカフェインを摂取してしまった。
しばらく眠れそうにない。
だから、さっきお風呂に入ってて、ふと浮かんだお題、『美術館』についてつらつら書いていこうと思う。美術館、だいすき。

そんなかんじなので、眠たくなるまで。
お付き合いください、よろしければ。


__________*


4月、5月と美術館に行く予定が多かった。

ここからは、この数ヶ月で手に入れた『なんで、美術館に行くのか?』に対するいくつかの答え。

その1
大学時代の友人Yの場合。

「違う世界に行けそうな気がするじゃん?現実逃避したいのかも。」

フランスのブルターニュ地方で描かれた作品たちを見ながら彼女はそう言った。

彼女が好きな作品というのは、「絵の世界に物理的に入り込めそう」なやつ。

「あ、これはいけそう。これはちょっと違うな。」そうブツブツいいながら彼女は頭の中で遊んでいた。

斜め上をいく、そういうところ好きだよ。


その2
彼氏の場合。

「AIが出てきてさ、ようはそれをどう使っていくかなのよ。そこはデザインだから。あと、天才に触れたい。」
そう、プログラマーの彼は言う。

「あと、本屋もそうだけど、人がたくさんいるのに静かな空間が好き。」
わかる、それ。


その3
レモンイエローの彼女の場合。

「私は自分とは全く違う感性に刺激を受けに行く。なんでこれを作ろうと思った?みたいなやつがいい」
理解できないようなやつを見たい、と、私のnoteに度々登場する彼女は言った。


おまけ
私の場合。

今、生きていない人の存在を感じたい。
うーん。ちょっと字面がこわい(笑)
うまく言えないな。

うーん。
たとえばゴッホには会えないけど、それが描かれた時、ゴッホは生きていて。
作品を近くで見ると、筆致の勢いとかが伝わってくる。その線を書いた時のゴッホを想像する。確かに生きていたんだ、と感じることがあったりする。間接的に会えた気がする。有名人に会いたい。ミーハーだから。

レモンイエローの彼女と行った美術館で、絵の中に指紋を見つけた。
ドキドキした。


————*

雑談

誰かと行くのもいい。
そうやってみるのね〜、というおもしろさもある。
どの作品が好きだった?とか話すのも楽しい。

ひとりで行くのもいい。
その世界に没頭できる。浴びれる。

浮世絵すき。
1番の推しはクリムト。
ゴッホ、ミュシャ、竹久夢二もすき。
現代では小松美羽さん、深堀隆介さん。
蜷川実花さんの色彩もすき。

人間が洞窟で生きてた頃から絵はあった。
初めは文字の代わりだったのかな。
今まで続いてる人間の行為ってことは、やっぱり必要なことなんだと思う。
「心のくすり」って言ってる人もいる。

個展開きたい。
見にきてくれる人がいるかどうかは別にして、そこそこのお金と作品さえあれば、今すぐにでも誰でも開けるのよね。
作り溜まってきてはいるけれど、実際にあのスペースを埋めるとなると全然まだ足りないな。
もっともっと作りたい。

心が動く作品をこれからもたくさん見たいし、ちょっとでも誰かの心を動かせる作品を私も作りたい。
次はどこにいこうかな。


————-*


話が横道にそれました。
そろそろ眠たくなってきたので寝ます。
お付き合いくださったあなた。
ありがとうございました、
おやすみなさい。
よい夢を。

春瀬

最後まで読んでくれたあなた。 ありがとうございました。またいつか🍄