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-映画紹介-「イノセンス 冤罪弁護士」 大学2年の時とつぜん法学部に移籍しその後冤罪専門の弁護士になった男の真の目的は・・・

《乱れ撃ちシネnote vol.180》

「イノセンス 冤罪弁護士」全10話 南雲聖一 、丸谷俊平、本多繁勝監督 2019年 日本

鑑賞日:2024年3月3日 Netflix

【Introduction】
『新聞記者』(2019)や『ヤクザと家族』(2021)など見応えのある作品で定評のある藤井道人監督の最新作を観た。

24.03.01(02) -☆- 「パレード」 藤井道人監督 2024年 日本 Netflix
けっこう好きな藤井監督だけどこの作品は30分で途中下車。
まだまだ話のとば口だけど何なのこれはと思うばかりでサッパリ興味がわかなかった。
残念。

放送開始直後に一度観て挫折している作品に再挑戦。
24.03.02(03) -☆- 「VIVANT」 福澤克雄、宮崎陽平、加藤亜季子監督 2023年日本 Tver
70分ほどで途中下車。
広大な砂漠を舞台にしているのに妙に薄っぺら。
砂漠の砂埃を全く感じさせないきれいな画面が薄ら寒くて金をかけたブリキのオモチャにしか見えない。
残念。


小松左京が1973年に発表した小説の映画化。
24.03.02(04) -☆- 「日本沈没-希望のひと-」 監督 2021年 日本 Netflix
今までに何度も映画化、マンガ化、テレビドラマ化されている小松左京原作のパニックものの傑作。
73年に映画化された時にも観ています。
この作品も第一話で途中下車。
生真面目で方に力の入った直球映画は疲れる。

まったく当てずっぽうで選んだ作品が当たった。
24.03.03(05) -☆☆☆- 「イノセンス 冤罪弁護士」全10話 南雲聖一 、丸谷俊平、本多繁勝監督 2019年 日本 Netflix
「パレード」や「VIANT」や「日本沈没-希望の人-」
など肩に力の入ったドラマよりも軽くて楽しめる。
ドラマとしての完成度が高いとは思えないけれど楽しませてくれた。
何よりもキャスティングのハーモニーがいい。

【物語の概要】
弁護士の和倉楓(川口春奈)は保駿堂法律事務所に移籍した。
その事務所の一室に住み込んでいる黒川拓(坂口健太郎)という風変わりな若手弁護士がいた。
金にも名誉にもならない冤罪の犠牲になった人々が巻き込まれた刑事事件を専門に引き受ける黒川は大学時代の先輩秋保恭一郎(藤木正人)の協力を得て徹底的に科学的な手法で事件をみごとに解明する。
一見ぼんやりとして社会常識にはうとい黒川だが3年間で5件の逆転無罪を勝ち取った敏腕若手弁護士なのだ。

【Trivia & Topics】
✥キャスティングの妙味。
不可思議な冤罪事件をみごとに解決に導く黒川をサポートするパラリーガル(法律事務職員)の趣里、テレビ局員の市川実日子、上司の志賀廣太郎、理工学士の藤木直人をはじめとして見事なキャスティングでした。

「イノセンス 冤罪弁護士」キャスティング

【5 star rating】
☆☆☆

(☆印の意味)
☆☆☆☆☆:超お勧めです。
☆☆☆☆:お勧めです。
☆☆☆:楽しめます。
☆☆:駄目でした。
☆:途中下車しました。

【reputation】
Filmarks:☆☆☆★(3.6)

Hulu

Netflix



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