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【水鳥の歌と生活】2024年4月7日日曜〜4月13日土曜


 四月七日日曜

 七時起床。radikoで「オードリーのオールナイトニッポン」を聴きながら朝の支度をする。

 一週間の日記をnoteに投稿する。

 仕事のBGMはPet Shop Boys『Nightlife』にする。良くも悪くも「New York City Boy」の印象が強い。

 仕事を終えて温泉に入りセブンイレブンで買い物をして家で晩酌をする。揚げささみのレモンソース和え、胡瓜のピクルス、チーズ、ミックスナッツを食べて、ヒューガルデン330ml缶のホワイトとロゼを一本ずつ飲む。はじめて飲んだロゼはホワイトビールにベリーを足した華やかな味だった。甘さもあるのでミックスナッツくらいのつまみで飲むのにちょうどいい。

 SNSを見ていて、大阪で開催されたフェスに出演したMasonnaのライブ映像を見つける。久しぶりのライブだと思うが相変わらずの音とステージングで格好いい。コインを入れた浅田飴の缶を楽器にしてあんな音楽を作ることができるのは彼しかいないだろう。

 二十四時就寝。

いい感じのおつまみプレートだ

 四月八日月曜

 七時起床。Podcastで「髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ」を聴きながら朝の支度をする。

 仕事の出張のため佐久市へ。

 仕事を終えて、Podcastで「トムブラウンのニッポン放送圧縮計画」「アンガールのジャンピン」を聴きながら帰る。峠で走り去る狸を二度見る。いつ見ても走るのが遅くて心配になる。

 温泉に寄ってローソンで買い物をして、家で晩酌をする。ナガラ食品のホルモン鍋を食べてサントリートリプル生350ml缶を一本とプレーン酎ハイ、レモン酎ハイをタンブラーで一杯ずつ飲む。ホルモン鍋は最後に塩むすびと卵を入れておじやにする。

 二十四時就寝。

ネギは入れれば入れるほどいい

 四月九日火曜

 七時起床。radikoで「伊集院光 深夜の馬鹿力」を聴きながら朝の支度をする。

 注文してあった古本が職場に届く。近藤富枝『花蔭の人 矢田津世子の生涯』『本郷菊富士ホテル』と大井廣介『バカの一つおぼえ』

 仕事のBGMはPet Shop Boys『Release』にする。ジョニー・マーをゲストに迎えたアルバムで、ピアノやアコースティックギターに乗せて朗々と歌い上げる「I Get Along」などはまるでOasisのようだ。彼らがイギリスのユニットであることを再確認させられる。

 仕事を終えて温泉に入りツルヤで買い物をして家で晩酌をする。ビンチョウ鮪刺身、水炊きを食べて、七笑を四合飲む。なんでこんなにたくさん飲んだのかよくわからない。久しぶりに「バナナマントークライブ『日村勇紀のおたのしみ会〜設楽も出席します』」のDVDを見ながら飲んだからだろうか。せっかくなら食べるのもウインナー鍋にすれば良かったか。

 先日漫才師としての活動休止を発表した東京ダイナマイトのハチミツ二郎がそこに至る経緯を綴った記事「漫才師としての活動休止について〜シングルファーザー日記最終回含む〜」を有料で公開したのを購入して読む。内容については触れられないが、厳しい現状が率直に綴られていた。ただ、漫才師としての活動を休止しただけでお笑いをやめたわけではないというのはSNSでも発言していた通りなので、何らかの形でまた新しい笑いを届けてくれるはずだ。

 二十四時就寝。

楽しみが増えました

 四月十日水曜

 七時起床。radikoで「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら朝の支度をする。

 仕事のBGMはPet Shop Boys『Fundamental』にする。トレヴァー・ホーンがプロデュースしていて、Pet Shop Boysがソフトシンセでトラックを制作してきたのを「ハードの方が音がいい」と言ってハードシンセで録り直したというエピソードがいい。

 午前中は仕事が無いので溜めていた日記を書く。

 夜は市街へ酒を飲みに行く。一軒目は焼き鳥屋へ。久しぶりに行く店だが安くて美味しいのでいつも盛況だ。焼き鳥(皮、ねぎま、もつ、つくね)、焼きとん(白もつ)を食べて、ホッピーをジョッキで二杯飲む。飲みながら西村賢太『一私小説書きの日乗 憤怒の章』を読む。一晩で宝焼酎純を一瓶飲んでしまうような生活を続けていたらそれは痛風にもなるし、加えてサウナが日課であれば血液や血管の病気のリスクはどうしたって高まる。それでも、そんな生活を淡々と書いてここまで読ませてしまう彼の才能はこの生活やこの生活をさせる性格の上にしか成り立たないものだったのだとも思う。

 二軒目はいつものビアバーへ。この日はどうしたわけか大阪から仕事でやってきているお客さんが多く、関西弁と笑い声が飛び交う一席だった。みんなでイナゴの甘露煮を食べるなどする。久しぶりに食べたが、結局味は甘露煮なので、ポリポリと小魚か海老のような食感が美味しい良いつまみだった。

 終電で帰り二十四時過ぎに就寝。

ホッピーが好き

 四月十一日木曜

 八時起床。radikoで「山里亮太の不毛な議論」を聴きながら朝の支度をする。

 午前中は温泉に入りに行き、午後から上田城址公園へ桜を見に行く。七分咲きくらいで、平日の昼間なのに多くの人が花を見て歩いている。犬を連れている人が多く、その中にはトイプードルが多いのだが、何匹か毛が抜けてしまっている犬がいた。老齢ということなんだろうか。それともそういう皮膚の病気があるのか。

 公園を一通り歩いてみたものの、食べたい屋台がなかったというか、一人で落ち着いて飲み食いできそうな環境では無さそうなので、公園を出て駅近くのとんかつ屋に入る。ヒレとんかつの単品とサッポロ黒ラベルの大瓶を注文。ここのヒレかつはほぼ円柱形をしているくらいに分厚いのだが、ほんのり桜色程度のミディアムレアに熱が通っていて、噛んでみると驚くほど柔らかい。温かいうちにはその柔らかさと肉の旨味を味わいたいためソースや辛子ではなく塩で食べたいと思うほどだ。店もそれをわかっているのか、塩だけで日本のものと海外のもの二種とで三種類もある。一切れずつ塩をかけたりソースをかけたりしてじっくり味わう。キャベツにはソースをかけて、肉と肉の間につまんでいく。食べ終わるころにはちょうど大瓶のビールも終わるちょうどいい量だ。久しぶりに食べたが、もっと頻繁に食べに来たいと思った。

 とんかつ屋を出てビアバーでビールを一杯だけ飲み、飲食店の昼営業の時間が終わるのでタリーズコーヒーに移動する。水出しコーヒーを飲みながら近藤富枝『花蔭の人 矢田津世子の生涯』を読む。津世子の兄不二郎の津世子への愛が凄い。そのような不二郎の語る津世子というのは、エピソードそのものは事実であってもその時の津世子の心境や行動についてはあくまで不二郎の解釈が入っていると思うべきだろう。おもしろく読み進めるものの、このタリーズコーヒーにはトイレが無く、近くの駅舎にあるトイレを使用する形式なのだが、尿意を感じ出したので店を出る。

 セブンイレブンに寄って帰宅。夜は家で晩酌をする。ベーコンペッパーマカロニサラダ、コールスローサラダ、グリーンカレーを食べて、よなよなエール350ml缶、インドの青鬼350ml缶をそれぞれ一本ずつと、カシャーサを炭酸水とレモン果汁で割ったものをタンブラーで二杯飲む。

 飲みながらライブ配信「『+2』ダースレイダー2年生きのびてる記念パーティー」を見る。時事ネタトークに漫才、ライブと盛り沢山のイベントで楽しかった。やっぱりベーソンズのライブの自由さはいいなと思う。もちろん全ての曲がそうでは無いと思うが、やる曲さえもその場で決めていき、曲の指示も曲名じゃなくて、「こんな感じのベースで」と言って弾き始めたフレーズにドラムが合わせ、そこに語りともラップともつかない言葉を乗せ始める。その語りが進んでいくと「あああの曲か」と気づく。今のヒップホップやラップミュージックの主流では無いかもしれないが、もっと注目されていいバンドだと思う。

  さあ俺はこのままなのか何かして変わるだろうか今日は寝ようか

 二十四時就寝。

来年も生き延びてパーティーを開いてほしい

 四月十二日金曜

 七時起床。

 radikoで「おぎやはぎのメガネびいき」を聴きながら朝の支度をする。

 仕事のBGMはPet Shop Boys『Yes』にする。流麗なシンセポップではあるが、それだけに聞き流してしまうようなところがある。試行錯誤してダンスミュージックを模索していた時期とは何かが変わっている気がする。

 仕事の合間に長い期間後回しにしていて溜まりに溜まった作業を行う。単純作業のお出ましだ。面倒臭いがやり始めると没頭するのがこういう作業だったりもする。

 仕事が終わるのが遅くなりそうなので夕食は職場で、乾麺の蕎麦を茹でてレトルトカレーをかけて食べる。時々こういう雑な飯を食うとやけに美味しかったりする。美味しいというのは少し違うかもしれない。こんな飯ばっかり食っていた時期があったなとか、記憶が呼び起こされる感じの方が近いかもわからない。過去の飯を反芻しているような状態。と言ったら何だか汚いが。

 仕事を終えて温泉に入りセブンイレブンで買い物をして、家で少しだけ晩酌をする。ペッパーランチ監修のジャイアントコーン、CoCo壱番屋監修のいかの姿あげチーズカレー味、ミックスナッツを食べて、キリンビール晴れ風350ml缶を一本飲む。本当はこのくらいの酒でも満足できるのに、家に居る時間が長いとその分たくさん食べたり飲んだりしている。もう少しその辺を上手くコントロールできるようになりたい。

 二十四時就寝。

こういうの時々食べたくなるね

 四月十三日土曜

 七時起床。radikoで「バナナマンのバナナムーンGold」を聴きながら朝の支度をする。

 仕事のBGMはPet Shop Boys『Elysium』にする。前作と似た印象のアルバム。

 仕事を終えてマクドナルドへ。倍スパイシーチキンバーガーとアイスコーヒーを注文して、近藤富枝『花蔭の人 矢田津世子の生涯』を読むなどする。

 帰宅して洗濯をしつつSNSを見るなどして過ごす。noteで見かけた『happy hour vol.1』というZINEを注文して見る。思えばZINEを買うのははじめてかもしれない。内容は酒に関するものらしいので、酒場に持って行って読むのを楽しみにしよう。

 二十四時就寝。  

スパイシーソースが美味しかった

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