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【水鳥の歌と生活】2023年12月3日日曜〜12月9日土曜


 十二月三日日曜

 朝、radikoで「オードリーのオールナイトニッポン」を聴く。
 仕事のBGMはYouTube Musicの自作プレイリスト「Brian Wilson」にする。
 一週間の日記をnoteに投稿する。
 夜は職場でZUBAAANの横浜家系醤油豚骨味を食べる。
 帰りにチョコザップに寄ってショルダープレス、レッグプレス、アブベンチ、ウォーキングを計四十分ほど行う。ウォーキングはThe Prodigy『Invaders Must Die』を聴きながら。曲のBPMに合わせて歩くと楽しく疲れにくい。時速7kmくらいで、歩幅などを調整すると大体の曲に合わせることができることがわかった。
 家に帰ってシャワーを浴びて、酢いかを食べながらインドの青鬼350mlを一本飲む。いつも晩酌をしている部屋のストーブが壊れてしまった。分解して関係がありそうな場所を触ってみるが戻りそうもないのでこれは捨てるしかなさそうだ。

 十二月四日月曜

 朝、Podcastで「髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ」を聴く。
 家の中に使っていないストーブがあったので晩酌の部屋に運ぶ。使っていた当時、勝手に火が消えてしまうということがあったので使わなくなったという記憶があるが、その後使ってみたら大丈夫だったという記憶もある。とりあえず使ってみよう。
 仕事のBGMはThe Byrds『The Original Singles Volume 1: 1965-1967』にする。
 夜はツルヤとローソンで買い物をして家で晩酌をする。ナガラ食品のホルモン鍋を食べて、七笑を二合飲む。ホルモン鍋にたっぷりのネギと豆腐を入れたらつゆを吸っておじやをするほど残らなかったので、後半に卵だけ割り入れて食べる。ストーブは問題なく使用できた。

 十二月五日火曜

 朝、radikoで「伊集院光 深夜の馬鹿力」を聴く。
 仕事のBGMはYouTube Musicの自作プレイリスト「Brian Wilson」にする。
 午前中はコインランドリーへ。洗濯を待つ間、ミスタードーナツに行く。大人のポン・デ・ショコラの芳醇キャラメルを食べ、ホットコーヒーを飲む。

  まだ何もしないうちから一服をしよう。できなくならないうちに。

 乾燥を待つ間にはradikoで「空気階段の踊り場」を聴く。
 仕事の合間にSNSでチバユウスケの訃報を知る。『Chicken Zombies』に収録されているシングル曲「カルチャー」のMVをテレビで見たことでthee michelle gun elephantを知り、しわがれた声で叫ぶ酔うな歌も、シャープで執拗なギターのカッティングも、重たくグルーヴするベースとドラムもかっこ良く、『Chicken Zombies』はレンタルしてMDに録音しよく聴いていた。ただ、十代後半の私はアンダーグラウンドな音楽に強い興味と共感があって、その後thee michelle gun elephantがその人気を確固たるものにし、BLANKY JET CITYと共に日本のロックのアイコンになっていくのを横目で眺めながらどうしても積極的に聴く気分になれなかった。完璧なもの、正統なもの、それらを素直に楽しむことができるものたちへの反発があったんだと思う。年齢を重ねると共にそういう頑なさが少しずつなくなっていって、今では素直に聴くことができる。ROSSOも、The Birthdayも、Q;indiviの曲にチバユウスケ参加した「ACACIA;」も良い。最近のチバは白髪になって皺も増えて、なんだか年齢以上にお爺さんに見えたが、かっこいいお爺さんになったなと思っていた。ずっとかっこ良かった。かっこ良いまま亡くなったことは良いことでもあるかもしれない。でも新しい曲を聴くことができないということでもあって、かっこ悪くても良いからもっと曲が聴きたかったと多くの人が惜しんでいることだろう。十二月五日は七年前に黒沢健一が脳腫瘍で亡くなった日でもある。当時の私も、悲しみよりも怒りを覚えていた。これでもう新しい作品を聴くことはできないのだ。
 仕事帰りにチョコザップに寄る。thee michelle gun elephant『Chicken Zombies』を聴きながら、ショルダープレス、レッグプレス、アブベンチ、ウォーキングを計四十分ほど行う。
 ツルヤで買い物をして家で晩酌をする。鮪と鰹の刺身、冷奴を食べて、七笑を二合飲む。

  煌びやかな電気仕掛のサーカスのような貴方の葬いの列。

 十二月六日水曜

 朝、radikoで「爆笑問題カーボーイ」を聴く。
 仕事のBGMはYouTube Musicのプレイリスト「lofibeats(Lofi Beats Hip Hop)」にする。これもBGMに向いたジャンルかもしれない。
 夜は電車で市街へ酒を飲みに行く。一軒目は焼き鳥屋へ。忘年会だろうか、団体客などで混み合っていて最初に注文した料理が届くまでに三十分ほどかかる。パリッコ『酒・つまみ日和 「ひとり飲み」の小さな幸せ」
』を読みながら待つ。厚揚げおろし、焼き鳥(ねぎま、つくね、、かわ、とりもつ)、焼きとん(たん、白もつ)を食べて、白ホッピーセットを飲む。
 二軒目はビアバーへ。チーズの味噌漬けを食べて、クラフトビールを四杯ほど飲んだと思う。久しぶりに居合わせた常連さんや店員さんとトランプで大富豪をして遊ぶ。特に親しくさせてもらっている、県外から仕事で来ている常連さんが来年の三月で帰ってしまうという。寂しいが仕方ない。本当にまた会いたければ自分で会いに行けばいいのだ。

  いつも会う人もいつでも居なくなるかもしれなくて杯を合わせる。
  才能と努力があって輝いた人も死ぬのに今日がまた来る。

 十二月七日木曜

 radikoで「山里亮太の不毛な議論」を聴きながらTOHOシネマズへ「映画すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」を観に行く。
 すみっコぐらしの映画は当時付き合っていた女性に薦められて観た一作目「映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」が思いのほか良かったので新作が出るたびに観に行っている。今回も良かった。全体的に死の匂いがするというか不穏なんだけれども、一作目のようにどうにもならない喪失や疎外感に対してすみっコたちなりの回答を示していて、それが本当にいやらしくなく心に響く。すみっコたちはみんな後ろめたさやコンプレックスを抱えていて、それが他者への容認や優しさにもなっている。本当に、悪意というものが全く無い世界で、簡単に騙されたり真剣に悩んだりした挙句に他人のために手を差し伸べることができる。これはすみっコぐらしの映画でしか味わえない感覚だ。それだから多くの人がキャラクター商品という認識を超えて、彼らに感情移入してしまうのだ。
 映画を観終え、パンフレットも購入して帰る。途中焼肉屋でランチ。ハラミにしては脂が乗っているが、白米と食べるのにはこれはこれで美味しい。
 午後にはリース契約の新しい車が届く。車種は同じ軽自動車のハスラーなのだが、カラーリングが変わり、Bluetoothでスマートフォンの音を再生することができるようになるなど新しい機能が増えた。これをまた大事に七年間乗るのだ。
 夜はセブンイレブンで買い物をして家で晩酌をする。ベーコンペッパーマカロニサラダ、砂肝ポン酢、揚げささみのレモンソース和え、チャプチェを食べて、マルエフビール500ml缶、こだわり酒場のレモンサワー500ml缶、タコハイプレーンサワー350ml缶をそれぞれ一本ずつ飲む。調子に乗ってカップラーメンも食べる。

 十二月八日金曜

 朝、radikoで「おぎやはぎのメガネびいき」を聴く。
 出勤前にマクドナルドへ。クーポンを使ってマックグリドルベーコンエッグとハッシュドポテト、ミルクのセットを食べる。
 仕事のBGMは仕事のBGMはYouTube Musicのプレイリスト「lofibeats(Lofi Beats Hip Hop)」にする。
 仕事帰りにチョコザップに寄る。ショルダープレス、レッグプレス、アブベンチ、サイクリングを計四十分ほど行う。
 セブンイレブンで買い物をして家で晩酌をする。スモークチーズ、酢いかを食べて、クラフトビール「バクの初夢」350ml缶一本を飲む。

 十二月九日土曜

 朝、radikoで「バナナマンのバナナムーンGold」を聴く。
 仕事のBGMは仕事のBGMはYouTube Musicのプレイリスト「Lofi ロフト」にする。これもLofi Hip Hopを集めたもの。
 夜はツルヤで買い物をして家で晩酌をする。ネギ、豆腐、鶏胸肉の水炊きと烏賊、鮪の刺身を食べて七笑を三合飲む。
 飲みながらTVerで「THE W」を途中から見る。個人的にはエルフがとても良かった。コントは初めて見たが思いのほか演技が上手くて話に引き込まれた。優勝を逃したのが悔やまれる。
 飲み終えて、木曜からの日記をまとめて書く。

  なんとなく何もしないで一年が終わるらしいと気が急いている。
  起きしなにスマートウォッチに記録した睡眠を見る楽しみがある。

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