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孤独な気持ち、人がムカつく、仕事が疲れる、この感情は一生ついて回る、だから頭の中で逃げ込む部屋をつくってリセットする

人に対してイライラしたり、ムカついたりする気持ち。

仕事が疲れるなとか、めんどくさいとかイヤだなという気持ち。

自分のことは自分にしか分らないという孤独な気持ち。

これらの感情は決して消えることはなく、つねにずっとついて回るものです。

そのような時は、一瞬でもそこから意識を離れさせることが重要です。

そのための方法として、定期的に逃げ込む部屋を頭の中でイメージして作る、というのがあります。

その部屋というのは想像上の自分だけの避難所であり、その部屋の中で一旦心を落ち着かせリラックスさせて、心をリセットするための短い時間でやる瞑想のようなものです。

まずは息を吸って、フーッと長く息を吐ききるまで吐き出します。

次に、頭の中に自分が好むドアなどの入り口のついた部屋を思い描きます

そしてネガティブな感情が芽生えたときに、その部屋のドアを開けて駆け込んで鍵を閉めます。

その部屋の中の椅子にこしかけて、こう唱えます

「すべては大丈夫」「明日にはすべて消えてなくなる」

「ここからは良いことばかり起こる」

そして深呼吸をします。そうしたらドアを開けて部屋を出て、現実に戻ります。

そうするとなんとなく心が安心して、先ほどまでのネガティブでマイナスな感情は過去のものとなり、今現在の別の事柄に集中できます。

また、仕事がダルいとかめんどくさいとか、人がムカつくとか、孤独な気分になるとか、落ち込むだとか、このような気分になるのは、自らのやる気だとか心の問題というよりは、
自分の自律神経とかホルモンのバランスの状態によるものですから、自分の意志とはちがう無意識の領域で発生していることも多いと言われています。

ですから、呼吸を整えたり、瞑想したり、ちょっと体を動かしてみるだけで、わりとすぐに気分転換をすることができ、いま囚われてしまっている事から視点を反らすことができたりするのです。

私たち人間は基本的に怠け者にできていて、省エネをしたがる脳みそを持っている動物ですから、疲れることやめんどくさいことに対して億劫になってしまいがちなのは自然なことですし、ネガティブなことだけ記憶に残りやすいのも、原始時代から遺伝子レベルで生存維持のために残っている機能のひとつだと言いますから、抗うのはむずかしいです。

だから、いつでも逃げ込める自分だけの部屋を頭の中にこしらえて、何か負の感情を抱えた時にドアを開けて入り、息をつかせてリラックスできる守られた自分だけの聖域を持つといいのです。

毎日生きていたら、どうしてもマイナスな事は避けられません。

プラスの事柄があるということは、マイナスも絶対にあるということです。

それがこの宇宙の摂理です。

だったらせめて、マイナスな事ができるだけ長く続かないようにしたいですから、そこから自分の気をそらすために役に立つんじゃないかな、という1つの方法を紹介しました。


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