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現実とはすべてあなたが信じているものが映し出された世界、イヤな現実を変えたければ、信じてしまっている自分をまず認めること

「私の生きている現実なんてクソだ」

「今働いている仕事も好きじゃない」「職場の人間関係も最悪だ」

「お金もないし、恋人もいないし、家族とも仲が悪い」

もしあなたが今これらのようなことを思っているとします。

でも現実というのは、あなたが心の底で信じているものがすべて映し出された世界なのだといいます。

現実として認識するものは、良いことであっても悪いことであってもすべてあなたが信じてしまっているものです。

自分は今やっている仕事が苦手である

自分は職場の人たちと仕事で上手くつきあっていけない

自分はお金を沢山稼げない

自分には魅力がなくて異性に好かれない

家族というのは自分に過干渉、もしくは無視したりする、厄介な存在である

など、その他にも数え切れないほどの例がありますが、すべては自分が信じきっていること、自分の根深い信念です。

この信念、観念、というものはどのように作られたかというと、幼少期から育った環境、親の教育、親の言葉、学校の先生や親戚や周りの大人の教えや言葉、周りの友人や知人、メディアなどから影響を受けて作られたといいます。

他人や環境から刷り込まれてしまったもの、洗脳されたものもあるでしょう。

目に見えるこの世の中には自分が信じたものしか見えません。信じたものしか現象化されないのです。

そして反対に信じていないものは見えないということです。

ですから自分の現実がイヤでイヤで仕方が無いと嘆いてしまう前に、まず「そうか、私の心の中にはこのような信念があるのだな」「ふむふむ、このようなことを信じてしまっているのだな」と受け入れて認めることが大事なのだそうです。

認めて、受け入れて、それでも今はこれが自分にとって完全な状態なのだなと思うこと。

そして今の現実はすべて自分の信念で出来ていると理解しつつ、その信念は果たして本当なのだろうか?真実なのだろうか?と疑問を持ってみるのです。

今の現実の状態は確かにネガティブなことが多いけれど、裏を返せばこのようなポジティブな面もあるのではないだろうか?

この苦手で好きではない仕事から今の自分が学ぶべき大切なことがあるのではないだろうか?

今の職場で人間関係を上手く構築できない状態から、自分を変えて成長できるきっかけを見つけることが出来るのかもしれない。

とにかく目の前の現実はすべて自分が心の中で信じたことが映された世界であり、それは動かしようのない事実であり、もし今の現実がおかしいと思うのならば、自分がおかしいことや理不尽なことを、世の中はそういうものだと信じてしまっているわけであり、それを客観的に見ることが大事だというのです。

そうすることで、そこから自分の見える現実が変っていくのだと言います。

自分が信じたことが現実になるのですから、自分が望むように現実を創造できるということでもあります。

そう思うと安心できるし、ちょっとワクワクしてきます。

まずはどんな現実であれ、それはすべて自分が信じていることが映されている世界だということを認めて、よく観察してみるといいでしょう。

意外な発見があって面白いかもしれません。


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