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管理職になったが どうしたら良いのか?求められる3つの能力と役割

当時の私が管理職へ昇進し半年ぐらい経ったときです。無我夢中で目の前にある業務こなしたり、これはいいだろうと思われることを実践・行動をしてきました。ある時、壁にぶつかったのです。
そもそも「管理職としての意味や役割をしっかり学んだことがない」「魅力的な管理者っていったい…」そんなことに私は気付きました。

「なぜうまく業績を残せていないのか」
それは正しい情報を集約し正しく行動することが出来ていないからです。


今回の記事はこんな方に読んで頂きたいです。


もしかしてあなたも気付かないうちに

☑そもそも管理職とはどんな役割なの
☑どんな能力を持っていないといけないのか
☑なかなかうまく業務がまわっていかない
☑なにか抜けてる気がする(わからない)
☑このままでも大丈夫なのか

でもあなたが、求められる3つの能力と役割について知り、自分のスキルとして身についたなら

☑管理職の意味・役割を知り自信が持てます
☑管理職としての行動指針が立ちます
☑管理職として上司や部下との関係性の向上が図れる
☑自分がやってきた事に対し答えがでます
☑やりがいを感じさらなるチャレンジが出来ます

不明確な行動から解放され、本当に効率よく知識を学び成長しなければと思っているあなた。

そして、本当にやりたい仕事のために頑張りたいと思っているあなたは
必ずこの先を読みすすめてください。

私が気づきと自信を得た内容について解説いたします。


管理職に求められる3つの役割

企業が一丸となって目標に向かうのに欠かせないのが管理職です。

管理職には、具体的にどんな役割があるのか、ここでは大きく3つに分けて解説していきます。

①業務の管理・改善

一般社員の場合、日々の業務を確実にこなすのはとても大事なことです。
しかし、管理職ともなると、それだけではなく、チームとしてどのような成果を出せるか、組織経営の視点が加わってきます。

業務を遂行するため、

手段やスケジュールを考えるだけではなく、
部下のスキル・経験や、成長を踏まえたうえで、適切に割り当てることが大切です。

加えて、ビジネス環境の変化やチームメンバーのスキル・経験に対応していくには、業務プロセスを見直や改善していくことが求められます。


②部下の管理と育成

部下の仕事内容や進捗具合などを把握し、サポートや助言を行うのも管理職の役割です。

また、部下が自分のスキルを活かせているか、のぞむキャリアに向かってスキルアップできているかにも気を配り、相談に乗る必要があります。

個性や強みは人それぞれであるため、コミュニケーションや仕事を通して、部下について知ることが大事です。

時には部下のモチベーションを引き上げたり、心身の状態などを気に掛けたりすることも管理職には求められます。


③経営理念・方針の浸透

管理職は、経営理念や方針を自分のチーム・部下に浸透させる役割もかかせません。いかに有能な社員が集まったとしても、それぞれバラバラな方向を向いていては組織としての成果を最大化できないからです。

管理職は経営層から提示された理念や方針を部下が理解しやすい言葉に翻訳し、行動につながるよう浸透させていく必要があります。

日々の判断や部下とのコミュニケーションに経営理念を取り入れることによって、組織としての価値観を共有しましょう。


管理職に求められる3つのスキル

管理職には、「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」の3つが求められます。

ここではそれぞれの詳細について軽くお伝えします。

①テクニカルスキル

テクニカルスキルとは、業務遂行に欠かせない知識や技術などのことです。業種や職種、立ち位置によってテクニカルスキルの内容は異なってきますが、管理職の場合は、企業や部署全体をマネジメントする能力、人事評価スキルなどがこのスキルに当てはまります。


②ヒューマンスキル

良好な対人関係を築く能力のことです。業務に関係する人物を分析し、それぞれに適した対応やアプローチをするのがこのヒューマンスキルです。

例えばコミュニケーションやコーチング、リーダシップなどがこれに当たります。管理職の場合は、部下への対応力、企業や部署を目標に導く力などが、ヒューマンスキルとして求められます。


③コンセプチュアルスキル

物事の本質を見極める能力です。例えば、状況分析、課題の発見、対処法の検討、効果の予測などを行う能力がコンセプチュアルスキルにあたります。

分析を踏まえて目標を立てたり、トラブル発生時に解決策を施したりなど、あらゆる局面を乗り切る能力であることから、管理職の中でも経営層に近い立場ほど求められる傾向にあります。


良い管理職になるためにやるべき5つのこと

管理職として企業や部署を目標に導くことは重要です。
しかし、より魅力的な管理職として活躍するには、その過程ですべきことや、意識したいことが5つあります。ここではその5つについてお伝えします。

①適切に業務を割り振る

管理職は部下に業務を割り振らなくてはいけません。自身は全体の状況把握や分析など、管理職ならではの業務に注力しなくてはいけないためです。

しかし、ただ業務を任せれば良いという訳ではありません。
部下の能力や抱えている業務量を踏まえて、あくまで適切に割り振ることが求められます。


②管理する仕組みを作る

管理職として活躍するためには、仕組みを作ることも重要です。
全体の状況を気まぐれに確認し、行き当たりばったりの策を立てていては、成果を最大化することはできません。

また、時間のムダを発生させてしまいます。

「定期的な状況確認」「必要であれば改善策を立てる」「部下への情報共有やフィードバック」など、一連のサイクルを予め決めるなど、管理がしやすい仕組みを整えましょう。

仕組みが整っていれば、次に何をすべきか明確になるだけではなく、部下にも適切な指示を出しやすくなります。


③コミュニケーションを積極的にとる

部下とのコミュニケーションは必要不可欠です。

会話をすることで部下の業務進捗だけでなく、強みや性格なども把握できるためです。それに伴い、業務の割り振りや、モチベーションのコントロールがしやすくなります。

コミュニケーションは部下に自身のことを知ってもらうきっかけにもなります。会話の積み重ねは、相談のしやすさや情報共有の円滑さにつながるので、管理職である自分自身から積極的にコミュニケーションを図りましょう。


④職場環境を改善する

部下の働きやすさや、成果の上げやすさなどを考え、職場の環境を改善しましょう。改善することで、業務効率や部下のモチベーションアップつながります。

例えば、備品やデータファイルの管理は行き届いているか、オフィス内は過ごしやすい温度かなど、業務に差し支える点がないか気を配り、システムや機器の導入を検討しましょう。

また、企業や部署内の風通しに目を向けることも重要です。

不明点を聞きにくい、アイディアを積極的に発信しにくいなど、風通しがあまり好ましくない場合、企業や部署全体の成果や士気が下がってしまいかねません。

不明点は教え合う、新しいアイディアを歓迎する空気を定着させるなど、管理職として部下が活躍しやすい環境を整えることが大切です。


⑤自身が手本となる行動をとる

企業や部署を取りまとめる身として、自分自身がお手本となる行動を心掛けましょう。なぜなら、日々の行動が部下からの信頼につながるためです。

「挨拶をきちんとする」
「ミスを認める」
「経営理念を行動に反映させる」

基本的なことから企業の成果に関わる部分まで、意識して行動しましょう。

また、自分自身がモチベーションを高く持つことも大切です。
一般社員の頃は上司がコントロールしてくれていたモチベーションを、自ら管理するのは楽なことではありません。

しかし、管理職のやる気は部下にも伝わり、結果として積極性や意欲向上を促します。行動と気持ち、いずれの面でもお手本となれる管理職を目指すことが大切です。

「最後に」


既に管理職として活躍している人も、改めてその役割や仕事について認識し、より魅力的な管理職を目指しましょう。

そんなあなたへ

今すぐに「管理職の意味・役割のポイント」を書き留め、いつでも見返せる状態をつくってください。そして仕事を正確に理解することは、企業目標の理解や達成に繋がります。企業目標は上司や部下とすり合わせを定期的に進捗確認を実行してください。

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それでは長くなりましたが最後まで読んでくださり感謝申し上げます。






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