花トンネルであなたと【絵から小説】
眠れない夜
浅い眠りに落ちる頃
あなたは僕の前に現れる
早く 早く こっちへ来て
僕に呼びかけるあなたは誰?
あなたは僕を知っているの?
軽やかな足取りであなたは駆ける
僕を振り返り柔らかな笑みを浮かべて
花トンネルを飛ぶように駆ける
僕はあなたに会ったことがある
それはいつだっただろう
それははるかはるか昔のこと
待って 待って 僕も行くよ
僕に会いに来てくれたあなたの所へ
あなたは僕のたいせつな人
軽やかな足取りであなたは駆ける
僕はあなたに手を振り追いかける
花トンネルはふたりの再会の場所
僕はあなたの手を取り瞳を見つめる
やっぱり僕だけのあなただ
はるかはるか昔はなればなれになった人
眠れない夜
浅い眠りから覚める朝
僕はあなたに誓いをたてる
もうじきあなたに再会したら
僕はあなたの手を取り瞳を見つめる
そしてもう一度愛を伝えよう
あの花トンネルでまた会おう
花トンネルはふたりの再会の場所
ふたりで花トンネルを軽やかに駆ける
清世さんの企画、”第二回「絵から小説」”に参加させて頂きます!
清世さんとは、初めましてなので少々緊張しています。でも、仲良しのnoterさんが参加なさっているので、私も思い切っていきますー。
この絵で創作してみました。
この絵を見た時、「早く 早く こっちへ来て」という言葉が頭に浮かびました。なので、この言葉から浮かんだ詩を書きました。
この言葉から、どう展開しようかと思った時に思いついた事は生まれる前からの出会いでした。最近、こういう事ばかり思いつく事が多いのですが。
清世さんの3枚の絵からは、私はどの絵からもそのようなインスピレーションを感じてしまいました。
生まれる前から、愛していた人。
その人に無意識で呼ばれているような。
もうすぐ、出会うよ。
早く、あなたに会いたいよ。
ながいながい時を経て再び出会った時。
その記憶は蘇り、また愛するようになるのでしょう。
花トンネルを軽やかな足取りで抜けた先にはいったい何が待っているのでしょうか・・・。
柔らかい日差しの中、美しいお花が咲き乱れる中。
柔らかな笑みを浮かべて、寄り添いあうふたりの姿があることでしょう。
↑ 企画の概要はこちらにありまーす♡
皆さんも、おひとついかがですか?
お題の3枚の絵から、お好きな物を選んで、文章を綴ってみて下さいね。
今日も最後まで読んで下さってありがとうございます♪
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