#33|習い事は「選ぶ基準」が大事。もう習い事選びで迷わない!|幼児・未就学児
ありすぎる習い事候補から、我が子に本当に必要なものを的確に選び出すために。習い事を検討する前に、押さえておきたい「判断基準」を私なりにまとめました。
※ 幼児・未就学児を想定しています。
「やらせたい理由」を言葉にしておく
そもそも、その習い事をどうしてやらせたいと思うのか。理由の明確化、面倒でもこれが最重要です。
貴重な子ども時代の時間と、相応の費用を費やすわけですから、
・ あの子も行ってるから…
・ なんとなくよさそうだから…
・ これから必要になりそう…
ではなく。
やらせたいと願う理由を、私たち親自身が言語化できるまで考えておきましょう。
ここをはっきりさせておかないと、子どもが辞めたいと言いだしたときに「サンクコスト」で揉める原因になります。
「サンクコスト」とは、もう取り返すことのできないコストを指します。かかった費用や時間が分かりやすい事例。
回収不可能にもかかわらず、これだけ支払ったのだからともったいなくなってしまい、無意味な投資や行動を継続してしまう心理効果も指します。
「必要度」「自分で教えられるか」の2軸で判断する
その習い事をやらせたいと考えた理由をはっきりできたら、次は習い事としてやらせるべきかどうかの判断に入りましょう。
✔ 必要度が高いか
✔ 自分で教えられるか
この2軸を掛け合わせて判断します。
子どもの時間は限られています。
子供の脳の発達には、自分の世界に没頭できる時間が必要なこともわかっています。習い事のように「外部からの刺激」で子供の時間を埋めてしまうのは、オススメしません。
子供には【暇な時間】も必要です。
よって、「必要度」と「自分(親)が教えられるか」の2軸での判断が大切になってきます。
運動が得意な親御さんなら、運動系は休日に一緒に遊びながら様々な動きを取り入れればOK。わざわざ体操教室に通わせなくとも、自然とお子さんも身についていくでしょう。
英語が得意な親御さんなら、日常生活に英語を取り入れることができますね。英会話教室は不要でしょう。
つまり、習い事として優先度が高くなるのは、この逆のケースです。
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◎ 運動は発達に重要だと知っている。だけど自分は苦手。休日に身体を動かして遊ぶことも好まない。
⇒ スイミングや体操教室に通わせよう。
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◎ 英語に親しみを持っておいてほしい。小学校でも必修科目。だけど自分は教えられない。
⇒ 英会話教室に通わせよう。
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必要度が高いけれど、自分では教えられないことについて、プロにアウトソーシングする。
この考え方で、子どもの大切な時間を費やす習い事を適切に選べるようになります。
これから習い事を始める方も、
既に始めていて悩みがある方も、
ぜひ使ってみてください。
今日はそんなところです。
一緒に楽しみながら高め合える方と沢山繋がりたいと思っています!もしよろしければ感想をコメントしていただけると、とっても嬉しいです。それだけで十分です!コメントには必ずお返事します。