見出し画像

GBT vol.22 | 速報:草間彌生、NYグランドセントラル駅の新ターミナルを装飾することが決定

NY地下鉄・MTAのパブリックアートを担当するMTA Arts & Designは、アーティストの草間彌生とキキ・スミスが、「グランド・セントラル・マディソン」と名付けられた新しいターミナルのために、床から天井までのサモザイクをデザインすると発表。
キャシー・ホーチュン州知事は、「グランド・セントラル・マディソン新ターミナルの除幕式は、ロングアイランド鉄道の100年以上にわたる最も大きな変化を示すだけでなく、ニューヨークの世界的に有名な芸術と文化シーンのシンボルとなるでしょう」と期待を示している。
草間彌生と言えば、ニューヨーク植物園(NYBG)で「Kusama.Cosmic Nature」というインスタレーションを昨年公開し、大反響だったのが記憶に新しい。ニューヨーク・タイムズ紙によると、草間氏は1958年から1975年までNYに住み、独特のインスタレーション「インフィニティ・ネット」や「インフィニティ・ルーム」など、彼女の最も重要で著名な作品のいくつかはこの街で制作したとのこと。

グランド・セントラル・マディソン・プロジェクトは、もともとイーストサイド・アクセスとして知られ、1960年代に構想された後、2006年にやっと着工。プロジェクト全体の推定コストは約120億ドルと言われている。

この新駅により、ロングアイランド鉄道がグランド・セントラル・ターミナルに導入されることに。オープンは今年12月の予定。

グランド・セントラル・マディソン駅は、マンハッタンの新しい必見スポットとなること間違いなし。どんな駅になるのか、今から楽しみだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?