300匹のサメと戯れるシャークタワーでダイビング!
サメは、出会ってはいけない生物だと思ってました。
でも、今は出会えたら「やったー!」なんです。
もちろん、それは危ないサメじゃないから。
千葉県館山市に「シャークタワー」「シャークスクランブル」と呼ばれるダイビングスポットがあります。
今までで最も面白かったスポットのひとつです。
🔷300匹のサメの群れに飛び込む!
まずはこちらをご覧ください。
ドチザメに餌付けをしているところを撮った水中映像です。
すごいでしょ!
ここで会える「ドチザメ」は体長1.5メートルほどのサメ。
もちろん、人は襲いません。
インストラクターさんが餌が入ったボックスを開けると、集まって来るわ来るわ!
ドチザメ、エイ、クエみたいなでっかい魚なども!
エサはアジの切り身みたいな感じでした。
でも、写真で見るように、ドチザメのお口は結構おちょぼ口。
水中では青く見えるドチザメもライトを当てると茶色の縞々模様でした。
「シャークスクランブル」の生みの親は、ダイビングショップ「ボミー」の店長、塩田寛さん。
私も数年前、実際に「ボミー」さんでダイビング、お世話になりました。
🔷地元の漁業を救え!
塩田さんは、海外ではカリブ海やグレートバリアリーフなど、サメを餌付けしている場所も多く、日本にもあったら面白いと思い、この付近にドチザメの群れがいることをご存じだったので、名物にしようと、餌付けを始めたそう。
でも、実は塩田さんがこの餌付けをスタートした理由は、地元の漁業を守るためでもあったんです。
千葉県館山市伊戸は、ヒラメやヒラマサ、カンパチなどの高級魚が採れる地域。
が、定置網には、その高級魚を狙うドチザメが紛れ込み、網に穴を開けたり、魚を傷つけ、ひどい時には網の半分以上がサメ、魚も売り物にならなくなってしまう被害が多発。
🔷一石二鳥の打開策!
これを何とか出来ないか?というのが餌付けをスタートのきっかけ。
地元の漁業組合の理解を得て、サメの警戒心を解く作業を地道に進め、試行錯誤を繰り返したそうです。
そして見事!その餌付けは成功し、今では、漁の網に入るサメは1匹か2匹となり、漁業の被害も激減。
そして、館山市伊戸がダイバーを魅了するダイビングスポットになったのです!
素晴らしい~!
是非また行きたいポイントです!
ってことで、4コマにしてみました。
戯れているだけですが、知らないと襲われてるみたいですよね。
「やばい!サメに囲まれた!」
「助けてー!」
「キャー!」
「・・・。」
安心してください。
皆、無事です!
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