週末リトリート、温泉
本来の自分と向き合う旅
ここ数年、温泉界では「リトリート」が注目されています。
リトリートとは、
そもそも「避難」「逃避」「隠れ家」などの意味をもちますが、
仕事や家庭などといった日常を一旦離れることで、
自分を見つめ直したり、新たな発見をし、”ととのえる”ということ。
「転地療法」とも言われています。
楽しいだけの旅行とは違い、
リラックスした環境下で自分を見つめ直す時間を持つことで
自分をリセットし、また明日から毎日頑張ることができる・・・
これが今の時代に合っているのもしれないな、とつくづく思います。
温泉旅館のプランを見ても
朝ヨガ、ファスティング、マクロビ食などといった
具体的なリトリートのアプローチがあるけど、
本来、いつもとは違う場所に出かけるだけでも、
リフレッシュとリラックスができて自分を見つめ直せる空間が素敵な場所なら、
実は「リトリート」ではないかと。
リトリートできる場所、それが温泉かもしれない
毎日忙しく過ごしていると、自分を疎かにしてしまいがちかもしれません。
でも、リトリートを行うことで、
自分の悩みと向き合い、これからどうしたらいいのか、
自分戦略を打ち出すことができます。
そもそも気づかぬうちに溜まっているストレス。
心が健康でいるためにも、
意識的にコントロールをする必要がありますが、
4つの”R"が効果的とされています。
・リラクゼーション(Relaxation)
・レスト(Rest)
・レクリエーション(Recreation)
・リトリート(Retreat)
注目は、4つ目の「リトリート」
心身の健康を保つためには、
日常から物理的に離れることが重要だという考えが、だいぶ浸透してきました。
その場所にピッタリなのが「温泉」ということで
海や山といった自然を生かした、リトリートの温泉旅館が増えつつあります。
東京、世田谷で温泉リトリート
2020年9月28日。
世田谷に「温泉旅館由縁別邸 代田」がオープンします。
客室は、約19平米から32平米までの35室。
そして温泉大浴場があり、
温泉は、「小田急 山のホテル」の自家源泉「芦ノ湖温泉 つつじの湯」使用。
露天風呂のほか、サウナを設けるとのこと。
近隣に古くからある神社や日本家屋が醸し出す落ち着いた雰囲気を、
お宿にも再現した空間の提供と、
多種多様なおもてなしにより「リトリート」できるのだそうです。
withコロナの温泉。
マイクロツーリズム。
都内でリトリートできる湯宿で気軽に自分リセットできる場所ということから、
実はオープン前から注目を集めています。
週末はとことん自分を褒めて、癒してあげたい
疲れた心と体を癒すのに効果的なリトリート。
自分では疲れていないと思っていても、
知らず知らずのうちにストレスは蓄積されています。
そんな自分をとことん労るため、
週末はリトリート温泉をするスタイルが定着すればいいなと
切に願っています。
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