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マクロビアン薬剤師 入浴について

マクロビアン薬剤師 入浴について


現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入ってもうすぐ8年です。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦神無月十一日
小雪
虹蔵不見(にじかくれてみえず)
西暦2020年11月25日

季節は冬本番に着々と近づいています。

普段のお風呂をシャワーで済ませている方も多いと思いますが、
週に一回くらいは、湯船にゆっくり浸かって身体をほぐしたほうが良い季節になってきました。

湯船には、入浴剤を入れられるお家であれば、入浴剤を楽しむのも良いです。

皮膚が乾燥しやすい方には、保湿タイプの入浴剤をお勧めしているのですが、
中には、湯船に入浴剤を入れられないタイプの浴槽のおうちの方がいらっしゃいます。
そういう方には、入浴剤を割合を合わせて洗面器に入れていただいて、
最後に掛け湯をしてそのまま体を拭いていただくようにアドバイスしています。

背中は特に乾燥すると、手が届かないので、
入浴剤を入れたお湯の掛け湯が効果的です。

ですので、保湿たいぷの入浴剤を入れた湯船に浸かった後は、
シャワーで洗い流さずにお風呂から上がることをお勧めしています。

そしてこの時期、シャワーで刺激していただきたい場所が、
『首の後ろ』

首を前に倒すと、人によって差があると思いますが、ぽこっと飛び出す首の骨のところです。

鍼灸の先生に教わったのですが、その骨のところを温めると、気管支の通りが良くなって、
風邪をひきにくくなるとか、ひきかけの風邪ならすぐ治るとか、、、という効果があるようです。

わたしは、入浴の初めのシャワーを首の後ろ当てて、湯船に浸かりながら撫でています。

首の後ろは『運の入り口』とも言われていますので、刺激すると良いかもしれませんね。

皆さまの入浴時間、ほんの少し工夫して、冬を温かく過ごしてください。


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