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美容と健康のためにわらび餅を食する。

西暦2022年8月6日(土)
旧暦文月九日
大暑
大雨時行(たいうときどきにふる)
小潮

夏の土用最終日18日目。

暦の上では今日で夏の終わり。
明日から秋です。

暦の上での夏が終わりであっても、まだまだ暑い日が続きます。

夏の養生

◉早起きをする(日の出も早いのでしやすい)
◉直射日光を避け、水分補給を十分に『防暑対策』をする
◉冷たい飲食物の摂りすぎに気をつける
◉心(血液循環、精神状態)ところ脾(消化吸収機能)を健やかに保つ

の四つを続けたいと思います。

マクロビ生活をしていても、甘いものを摂りたくなります。

夏にいただくのが

『わらび餅』
わらびの根から取れるデンプン『わらび粉』から作られた和菓子です。

『わらび粉』はわらびの根を叩きほぐして洗い出し、精製したデンプン。
わらび粉には整腸効果に優れた不溶性食物繊維と便通を整える水溶性の食物繊維が豊富にに含まれています。
また、ビタミンB群、ビタミンE、カロテン、といった栄養素も含まれていて栄養価も高い食材です。

そしてわらび餅に欠かせないのが『きな粉』
きな粉には、女性ホルモン『エストロゲン』の分泌を促進するイソフラボンが豊富に含まれています。
エストロゲンは肌の老化を予防する効果があると言われています。

また、イソフラボンにはエストロゲンの分泌を促すだけでなく、
骨中のカルシウムが溶けるのを防ぐ働きもあるので、骨の健康維持にも効果があります。

美容にも健康にも良い食材です。

しかしながら、食べ過ぎには注意が必要です。

本物のわらび粉だけで作ったわらび餅は茶色がかっていますが、
キレイな透明のものはさつまいもやタピオカのデンプンや葛粉が原料になっており、
通常のものよりカロリーが高く、わらび粉そのものの効果も期待ができません。

また、わらび餅粉を用いたわらび餅はカロリーが高めですので食べ過ぎには注意。
きな粉のかけすぎもイソフラボンの摂りすぎにつながりますので注意が必要です。

美味しくて、美容と健康に良いおやつでも、ほどほどにが大切です。

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