見出し画像

マクロビアン薬剤師 お薬を受け取りに来る方に寄り添う

マクロビアン薬剤師 お薬を受け取りに来る方に寄り添う

認知症健康サポーター。マクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って8年目になりました。

薬剤師としてのキャリア30年を超えてから、
大手チェーン薬局のラウンダー(応援専任職)として、働いています。

調剤薬局に処方箋をお持ちになる方は、
処方箋のお薬を服薬したり使ったりする患者さまご本人とは限らず、
その取りに来る方と、患者さまとの関係で、
お薬のお渡しの仕方を変えるお話をさせていただきました。

👇

その中でも、
服薬、使用について、完全に理解していて、服薬、使用を常に手伝っている方。
さらには介護もしている方には、その介護者ご自身への寄り添いも必要になってきます。

ご家族だけで介護をしているときには特に介護者の体調にも気を配るようにしています。

同じ服を着ている。
髪の毛がセットされていない。
マスクが汚れている。
声に張りがない。
話しを終わらせない。

など。

患者さまにお薬をどう飲ませているかを確認するとともに、
食事の様子を、介護者ご自身がどうされているか、
寝る部屋は一緒なのか分かれているか、
お風呂に一人で入る時間があるかなども、
聴きとりを心がけています。

お孫さんがお薬を取りにみえたときに、
患者さまの容態の悪化の話をしていただき、
お孫さん自身のお顔色も悪かったので、
一人の時間を作るれるのなら、一日のうちにほんの少しでも良いから、
一人になった方が良い、一人になって良いというお話をさせていただいたときに、ほんの少し笑ってくれたお顔が忘れられません。

また、処方箋に代理診察の時に処方すると医師が言っていた薬が書いていなかったが、どうしていいかわからなかったというお話もされて、お薬手帳で確認ができたので、
あと何分時間があるかと確認の上、病院に問い合わせをかけて、無事ご希望の時間にお薬をお渡しして、帰っていただくことができました。

これからは、処方箋を受付で渡す時に、言ってくださいというと、
良いんですか?と言われていました。

調剤薬局が、処方箋によるお薬をお渡しする際に、お渡しした後に、
出来ることをお伝えすることも、大切なことと再確認しました。

よろしければ、サポートお願い致します。いただいたサポートはより良い情報提供のための情報収集に使わせていただきます。