降り積もるは(詩)
音もなく
純白が降り積もる
貴方がいないこの冬は
いちだんと
窓をつたう冷たい空気
頬をつたう温かい涙
貴方がいないこの冬は
いちだんと
寒くて
寂しくて
時間だけが降り積もる
音もなく
純白が降り積もる
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別れた人を想い続ける乙女。
音沙汰がないのは当たり前。
別れたのだから。
時が経って、想い人の声を思い出そうとしても、思い出せなくなってしまって……
……というちょっと苦しい乙女心を妄想してみました。
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