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できるだけ長く住みたいと思う家

長く住み続け、次世代にも住み継いでいくことを目指す100年住宅、長期優良住宅。劣化や変化に対応でき、100年を越えても耐久性が維持できる強度の家。

「都会の小さな森の家」はその基準以上の耐震強度で計画をしていますが、設計でもっと大事にしたのは「できるだけ長く住みたいと思う家」であることです。

家がどんなに強くても、その家に住みたい人がいなければ家は廃れていきます。
「都会の小さな森の家」はこの家が大好き!!という気持ちが家の隅々まで染み渡っています。

間取りも素材もたくさん悩まれていましたが、悩んだ思い出も家が好きな要素になります。住まいに小さな不満があると、日々の暮らしにその不満が積み重なり、家での時間が辛くなることもあるようです。決してそうならないように。そして逆に喜びが積み重なるように。そんないえづくりを共に進めてきました。

住まいのデザインがいかに価値のあるものか。昨日はあるご家庭に相談に伺って、デザインの必要性を強く感じました。家の全てが意味のある空間、意味のあるデザインであるべきだと。その方も、家での時間が喜びで積み重なるようになればいいな、と願っています。


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