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想像力と覚悟

たとえばもし自分の寿命がわかる機会があったとして。
自分が何歳まで、どの瞬間まで生きられるのか分かれば、私は私を大切にしてあげれるのだろうか。

今この瞬間に対して「面倒だから早く過ぎれば良いのに」なんて、乱暴なことを考えることはなくなるのだろうか。

もし、それにより自分大切にしてあげれるのだとしたら。
もし、それにより一瞬一瞬を大切にしてあげられるのだとしたら。

それは新たな気づきであると同時に、想像力の欠如が招いた危機感を抱くべき状況なのだろう。

終わりがわかるから、大切にするなんて。
終わりがあるなんて、当たり前じゃないの。

あと何回、大好きな音楽を聴けるのだろうか。
あと何回、心を動かされるものと出会えるだろうか。
あと何回、素敵な言葉を貴方に伝えられるだろうか。

私は私を大切にするために、
今日も沢山思考して、文章を綴るのだ。

ただ、NOTEで文章を書いていると、文才のある方が本当に多いなと思わされることが多くて。
時々、「文章が好きだ、ただ文章を書きたい」という思いだけでその道に進もうとする私に自信がなくなる瞬間がある。

だってあんなにも素敵な文章を書くあの人は、「文章を書くことは好きだけど、お仕事にはしない」みたいだし。

UVERworldが大好きな私にもこんな弱っちい部分がある。
だからこそ、そんな日こそ、自分を奮い立たせる。

誰より悲しみ知って涙流したなら
僕よりも君の歌は響くんだよ

UVERworld「PLOT」

私は、文章が好きだ。
理想の自分にトドメが刺せる日まで、諦めないその過程で流した涙を無駄になんてしない。
諦めないその先に、見える景色を見にいきたい。

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