金田朋子さんの離婚のニュースを見て、凄く良いなと思った。 戸籍上の夫婦ではなくなるだけで、家族を続けるという選択。 色んな世の中の意見がある中で、その選択を何度も家族で話し合って決断して発表できるというそのこと自体が、金田さんたちの絆を表しているなと思った。 私自身も、ずっと前から関係性に名前がついていることに疑問を感じていた。 物心がついた時から「夫婦」「恋人」「友達」「男」「女」とか、とにかくなんにでも名前がついていた。 そして名前がついているのと同じくらい、その関係
恋人との同棲生活を始めてから約2年 知らず知らずのうちに私の生活の軸は、自分軸ではなくて、恋人へと変わっていた。 スーパーで買い物をする時も、料理の献立を考える時も 「これ、好きって言ってたな」とか「これは嫌いだっけか」とか 選択する上での一番上に恋人の存在があった。 最初はそんな生活にも幸せを感じていたように思うけど、 きっとこの2年という年月が鬼門なんだと思う。 ここ最近、私はそんな生活にほとほと嫌気がさして、ここではないどこか遠くの町にでもふらっと行ってしまいたい
大好きな映画を紹介したい。 「はじまりのうた/Begin Again」 サブスクで映画を探していた時に何となく見つけて観た映画。 好きな映画にたまたま出会った時にサブスクの良さを感じるね。 主演はキーラ・ナイトレイとマーク・ラファロ 監督はジョン・カーニー(「ONCE」や「シングストリート」も撮った人!) はじまり ニューヨークのとある一軒のバー ステージでは歌が披露され、まばらに拍手が起こっている。 そこで友人の勧めで登壇したのがキーラ・ナイトレイ演じるグレタ。
自分への戒めとして記す。 人に期待してはいけないということ。 孤独は当たり前だということ。 人は誰しも孤独を生まれ持っている。 それは家庭環境うんぬんの話ではなくて、人間の本質のところ。 自分と全く同じ人間はこの世の中どこを探しても居なくて、似た人を見つけても完全に一致することは絶対にあり得ないということ。 完全に誰かと分かり合うことは一生できないという孤独。 自分の中にしか本当の自分は居なくて、自分から見えている自分だけが本当の自分であるということ。 私は元来一人の時
同棲生活の何もかもが嫌になって 眠れなかったので 強制的にセロトニンを作りに 朝散歩に来た。 今は川辺に座り込んでこれを書いている。 結局のところ私は自分よりも相手のことを愛することが出来なかったんだなと思った。 愛を伝えたら同じだけ愛が欲しいし 思いやりには思いやりで返して欲しい それが無いと一緒に居る意味が分からなくなった。 エネルギーをただ搾取されていると感じるようになった。 与えることが私のエネルギーにならなかった。 人生において、一番求めているものは何か
19:10 ミスタードーナツでコーヒーを飲んでる。 どうしても今日は真っ直ぐ家に帰りたくなかった。 帰ったら昨日食べた夕飯の食器が山のようにシンクに重なっている。 まずは、それを全て片付けて、その後にまた夕飯作りが待っている。 大したことない、でも涙が今にも溢れそうなくらい、そのことを考えると悲しいのだ。 彼と同棲をはじめて2年ちょっと経った。 お互いにフルタイムで働いていて、家のお金も半分ずつ(なんなら私のほうが多め)にだしている。 ただ彼の職場は残業が多い。 必然
バス なんでかな、と考えた時に 座席がみんな前を向いているからかもしれないと思った。 昔から車の助手席で流れてゆく外の風景を見るのが好きだった。 電車は座席が向かい合っていて、 外を見るにしてもどこか目が落ち着かないから前を向いているバスが好き。 比較的田舎を走るバスに乗っているから、見える風景は田んぼや森。 何も考えずにぼんやりそれらを見る。 まだ着かないで、まだ乗っていたい、と思いながら。 映画の音 映画の中で流れる生活音が好き。 足音や、ペンがノートを走る音、食
今日は変な天気だった。 朝は晴れていて、洗濯干せそう、と思っていたのに お昼くらいから明るいのに暗い、不思議などんより空になっていた。 部屋のオレンジ色の照明と、どんより空の空模様のコントラストが少し素敵で、いつもの部屋がフィルムを通したみたいに少し違って見えた。 写真を撮ろうかと一瞬考えたけど、多分レンズ越しには分からないな、と思って写真を撮るのはやめた。 それからスターバックスのチョコレートスコーンを食べた。 私はチョコレートスコーンが好きだ。 ローソンに置いてある
昨日のこと 最近なんとなく気分が落ちていて、その理由を自分なりに考えてみたところ 外界との関わりが少ないことが原因の一つとしてあるのかもしれないと思った。 在宅ワークになってから家にほぼこもりきりで、体も動かさずに1人で仕事をしているから生活にメリハリが出ないのかもと思い、昨日は少し生活リズムを変えてみた。 いつもは就業時間のギリギリまで寝ていて、直前に起きて軽く顔を洗って着替えもせずに仕事をしていたけど、この日は2時間前に起きて、家の掃除をして、着替えて化粧をした。
一度、映画館で観たことがあったけれど ふとまた観たくなって見返した。 はじめて観た時よりも、強く深くこの作品の素晴らしさを感じた。 ということで、この作品への愛を語りたい。 キャラクターそれぞれの魅力。 そして、くるりの音楽に載せて流れる美しく、儚い映像。 まず恒夫という男の子が非常に親しみが持てる。 馬鹿みたいに真っ直ぐで、 ある意味自分の欲望に対して素直すぎて面白い。 性にも奔放で、大学にはセックスフレンドがいて、気になる可愛い女の子もいる。 だけどどこか憎めな
「ケイコ 目を澄ませて」という映画を観た。 終始心地よいと感じたのは 劇中BGMがないからだと気付いた。(エンドロールも) 流れてくるのは、 電車の音や足音や、ペンが紙の上を走る音。 音楽があると、どうしても感情がつられてしまう (それこそ映画の醍醐味でもあるし、それはそれで勿論良さがある) だから、この映画はとても新鮮に感じた。 こう思わないといけない、みたいなものはなくて どのシーンも私が目で見て耳で聞いて 自分の感情を判断できた 映画の中の時代としては まさ