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選択肢がないから行き詰まる_#5

 こんにちは、「こんろんさん」です。昨日10月10日は「世界メンタルヘルスデー」だったそうです。ニュースやワイドショーなど今年は芸能人の自殺など話題に上がって気になっていたので、noteしてみます。個人の見解も含め、少し厳しいと感じる内容が含まれますので、ご容赦ください。

 世界メンタルヘルスデーとは、日本国内ではあまり認知されていないようですが、世界精神衛生連盟(WMFH)が1992年にメンタルヘルス問題に関するその意識を高め、思い巡らせる日として設定し、今でも大きな意味を持っています。

追い詰められると人は自殺に向かってしまう

 こちらは自殺者数の推移ですが、こうしてみると2003年をピークに年々低下してきているのが分かります。が、今年はコロナの影響もあって昨年と横ばい(8月末時点で1万3千人くらいなので、年末には、ざっと2万人くらい)、もしくは超えることになるのかと思います。原因も人間関係(家庭、学校、会社、男女・・・)、経済問題、健康問題が多いようです。

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「自殺」のスピリチュアルな観点

 台湾で易経や刀療を学んでいますが、自殺はよくない。と言われます。何故ならば、魂は輪廻転生し続けるもの。身体(肉体)は、その魂の「乗り物」として、現世でお借りしているものだそうです。つまり、「それを無闇やたらに傷つけること」はよくないというお話を聞きます。もちろん、不慮の事故というものもあるが、それは本人の魂が現世に出る前に決めてきているので、そういう事があるそうです。また、自殺するということは、今世でやるべき事(使命=体験すべき事)を全うせず終わらせることになるので、未来永劫同じことを繰り返すことになります。もちろん、残された周囲の方々へのご負担も残り、更にカルマを背負うことになるかもしれません。

「悩み」と「不安」とは?

 「悩み」って人間だけが持つ特殊な能力だそうです。実際、「悩み」を持つ魚とかって見た事ないですよね。悩みと不安は、過去と未来から生じるものなのです。トラウマ(悩み)過去の辛い体験から生じますし、不安は、また将来同じ事が起こるのではないか?思う未来から生じます。つまり、自分の思考の呪縛にはまっていることに気がつけないのです。私の場合、父が既に他界しております。年に数回、墓参りで母と食事をするのですが、決まって幼少期の話が出てきます。すると、私の記憶では、父は厳格ではありましたが、優しい父でした。しかし、母からは「躾にも厳しく、あなたは、よく怒られていたじゃない」と言われて、驚くこともしばしば(笑)。ここで、興味深いことは自分の「記憶」が「事実」より上回ってしまうという事。自分が「そう思ったらそう」なんです。肯定的にも否定的にも受け止める事ができる。ということは、何事も自分次第なんだというなんですね。

 起業しようと考えたときに、どうしても借金のことが頭がよぎります。もし起業して収入が得られなかったどうしようとか・・・そんなとき、既に起業されている先輩に言われた一言ですが、「まだ起業も借金もしてないでしょ。妄想の中で返済に困ってるよ」って。現実には、まだ起業も借金もしてないのにです。

選択肢が作れるかどうか?

 では、「辛い」「しんどい」と思った時に、どうしたら良いのか?誰かに相談できるようであればそれが一番良いですね。私自身、悩みや不安に駆られた事がないわけではありません。しょっちゅうあります(笑)幸いなことに、台湾での(スピリチュアル関係)出会いなどもあって、なんとか乗り越える事ができるようになってきました。比較的、自己肯定感高めなんでしょうね。では、どう克服したら良いのか?というと、メンタルを強くする(自己肯定感強める)みたいなことって、なかなかできるものでもないですよね。もう少し簡単に出来る事があります。それは「選択肢」を持つ事なんです。その「選択肢」をたくさん持てるかどうかで、心の余裕が生まれてきます。

 例えば、職場の人間関係がうまくいかないと言う悩みをお持ちだったら、職場を変えれば良いだけなんです。変えられないと思っているのは、誰か?本人なんです。もっというと、上手くいかないと思っているのは、本人だけかもしれません。されに、あんな事言われたと傷つくのか、そのおかげで成長できたと思うかどうか・・・やはり自分次第という事だったりします。

無理にアドバイスしなくて良い

 では、身近に悩みや不安を抱えている人に接した場合、どうしたら良いのか?直接言うとカドがたつので、心の中では「この人、選択肢が少ないんだな」って受け止めることです。そう思うと、アドバイスではなく「選択肢」を一緒に増やしてあげるだけで十分ではないでしょうか。「こんなことやあんなこともできるんじゃない?」くらい。あとは、何を選択して、どう行動していくかは本人次第。と分離する(ここはちょっとアドラーっぽい)。

 そして、「あー自分悩んでるな」って思ったら、何が出来るのだろう、どんな選択肢があるのだろうって書き出してみるのが良いかもしれないですね。ひとり考えて、そのリストが増えないようなら、「他にどんな選択肢があるかな」という風に相談することもできるわけですから。

 今日は、不安や悩みの克服方法についてお話をさせていただきました。少しでもお悩みの方のお力になればと思っております。また私もお世話になっている先生のリンクも貼っておきますので、お問い合わせいただければ幸いです。スピリチュアルに偏らず現実的な側面からのアドバイスや自己肯定感を育てる方法などもお話ししてもらえるかもしれません。本日も最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございます。


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