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冬の終りに

人生、冬の時代があれば、春を謳歌する時代もあります。ただ、いつ冬の時代が終わりるのか・・・厳しい時代の先が見えない不安、いつかは楽になってほしいのに叶わないもどかしさ、それらを抱えたまま日々を過ごす人は多いことでしょう。ひとり、とじこもったままで、いつか日が昇るだろうと潜在的に、淡い期待を抱えているのではないでしょうか?「自分を許す」まえに、普通なんて無意味であり、人の言う常識は自分にとっての非常識、とわりきることも必要・・・そう感じています。人の言葉に左右される必要はないと。もちろん・・・社会的に迷惑をかけるような、自分勝手な常識は対象外ですよ。

「冬の終りに」

誰もが知っている
冬の終りに 春が来ること
誰も知らない
私の中の孤独
あといくつ 今日を過ごせば
冬は終わるの 強くなれるの

誰もが知っている
雪の中から 緑芽吹くと
誰も知らない
私の願う世界
あといくつ 明日を過ごせば
冬は終わるの 夢はかなうの

誰もが言うだろう
目立つことなく 普通がいいと
誰に言えるの
眠れぬ日々のつらさ
あといくつ 許したならば
すべて溶けるの 心の根雪




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