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たまに写真専門学校の制作ブツを振り返る

ストレージを整理していると、気恥ずかしくてあまり見ないようにしているフォルダがあって、それが写真専門学校時代、、、約10年前ですが、、、の進級制作や卒業制作の過程や結果。

僕は30代で会社を辞めて入学したため、その時点から卒業後の進路について学科長と話していました。「いまさらスタジオにアシスタントで就職して若い子たちと同じように働かされて死ぬような思いをするよりも、卒業後を見据えてガシガシ撮って、卒業即フリーランスを目指しましょう!」という恐ろしい発案と共に。

んまぁ確かに、卒業してハタチちょいちょいの子たちと同じ土俵に上がるなんてねぇ笑

ただでさえスタートが遅れている中で同じ速度で歩んでいたら、何十周も周回遅れになる訳です。意識を高めてガシガシ撮らな、と強く思いましたね。

そんな中で、「卒業即フリーランスってことになるとフィルムや暗室はあんまりやってもなぁ」と思いながらも、デジタルと同じようにモノクロームもガシガシ。

ヘタだけど大好きで、だけど撮っても撮っても焼いても焼いてもやっぱりヘタクソで、どんだけフィルムや印画紙にお金を注ぎ込んだか笑

そして、卒業制作の最後の最後までヘタだった。。。先生、ゴメンナサイ。

もうね、見ただけで分かりますが、ハイコントラスト!黒を締めるためだけじゃなく、5号のフィルタばっか使ってたような記憶。

フィルムでの撮影が好きだった訳ではなく、単純にハイコントラストが好きだったんだろうな。その当時のデジタルにもその傾向が見られた笑

そう。何か、、、「っぽく」見えるじゃないですか、こうしとくと。「ハイコントラストに逃げていた」と言っても良いくらい。

被写体にガンガン寄ったり、引きでも撮ったり、一応はバランスを考えて撮っていたんだな、と、ちょっとだけは褒めてあげても良いかな笑

まぁでも、どんな形でも意識でも、ちゃんと撮れば良いんです。撮る作業をひたすら続けていれば良いんです。

「好き」が一番長続きする。「好き」じゃなきゃ長続きしない。

僕は多分、写真の撮影自体が好きなんです。デジタルとかフィルムとかそんな小さな区分けはどうでも良くて。どっちも写真だし。

まぁ自分の写真を見る限り、続けても続けても上達するかどうかは分からないけど(笑)、ヘタでも良いの。「好き」が一番強い。


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