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何も考えず工夫せずに同じことを延々とやり続ける……

もう何年も前の話なので最新のトレーニング事情は異なると思うのであしからず。。。

以前、柔道中量級の金メダリストの先生をはじめとした講師陣にトレーニング方法を教わっていた。

「たとえばバーベルやダンベル、器具使わず自重でのスクワットもそうだけど、何も考えず工夫せずに同じことをやり続けると自然と体が覚えちゃうんだよね。なるべく筋肉や体力を使わず、楽に上げられる体の使い方を。

脳も体も楽をしたいのか、ムダに傷付きたくないのか、分からんけどねぇ。

『おっ、楽に上がるようになってきたじゃん!』と思っても、筋肉が付いた成果なのか、脳と体が上手いコト上げてくれているのか、正確には判断できない部分もあるんだよね」

と言われたことがあった。

自分の写真を振り返ると、、、最初の内はインプットした様々な写真をマネをした。体勢、露出、歩く時間帯を変えたりして、色々と創意工夫、していたつもり。

カメラやレンズ情報はなるべく見ずに想像をした。自分で撮って見比べて、「ああ、多分こうなんだな」と。

色んなベクトルで写真を楽しんで撮っていた。

今以上に「写真」なんて全然分かっていなかったから、好き勝手やっていたし、たまに自分の意図しない写真が仕上がるってのも面白かった。

……が、慣れてくると、「まぁ、あの構図は要らんかな」「この辺りを押さえときゃ良いでしょ」「この機材でこの設定で撮っておけばこう写るでしょ」と、置きに行く写真が増えた気がする。

過去の写真を見直すと、「昔はこう撮っていたか」「今ならこう撮らないよなぁ」と。

そぎ落とした、といえば格好は良いが。

ん~、、、以前と変わらずに、いやそれ以上に一生懸命撮っているつもりでも、、、その時その時に最適な「筋肉」をつけるために考えながら撮れているだろうか。

ついつい楽をして撮れちゃう手段ばかり使っていないだろうか。

何も考えずに撮り続けていても、自分が思っているほどは「筋肉」は全然変わっておらず、維持は出来ていても、さらに?となると、意外とついていないんですよね。

自分の中ではムッキムキの筋肉に変わったつもりでも、ね。。。

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