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間違っていた性格の変え方!怒りは手懐けられる。


ずっと穏やかな人になることは憧れでした

穏やかな人っていいよね。

私の長年の悩みは、怒りを引きずること。ずっとプスプスした怒りが煙を吐いている状態がどうにも変えられない。

なにか起きると心の中で
「え?なんでそんなミスをするの?」(怒)
「リマインダーセットすればいいのでは?」(怒)
「そう言われてもお前の都合を知っているとでも?」(怒)

こんなふうに相手の非を見つけ、反応し、ああすればいい・こうすればいい・こういうのおかしいと、1日に何度も火種がくすぶる。

怒りは自分の傷の反応とよく言うけど、傷つけさせないように自分を怒りで守っているかんじ。
くすぶっていると、ますます怒りを感じるスピードは早くなっていく。

だから言葉が強く出ちゃうこともあるし、そのくせ「今の言葉は強すぎたかな?」と気にして悩む。

穏やかな人ってこの時間、もっと違うことに意識を向けているんだろうなあ。でもできないなあ。性格って変わらないもんね。

そんなふうに自分の怒りっぽさを評価していた。


最近イライラが減ったな、と気づく。

瞬間湯沸かし器のような早さで怒りを感じ、そのあと保温機能でフツフツと温め続ける、わたしの怒り。

その湯沸かし機能と保温機能が、最近弱まったなあと思う。

保温していると、1日に何回も
「私は正しいはずだ、相手のここが変だ」
「いやでも相手にだって事情があるかもしれない…」
「次はこうしたらいいのかもしれない……」
「でもあれはナイと思う!」
とジャッジと反省を繰り返し、ぐるぐるする。どこか納得できていないからくすぶる。
その出来事に意識がずっと向いていて、忘れられない。

でも怒っていると、どれだけ私が正しくても味方ができにくい。
そりゃあそうだよね。「今」熱湯なんだもん、近づきたくない。冷めたかなと思った保温してまだ熱いし。

人から見たら「わかって!」と言っているだけだったりする。

怒りをてなずけられた理由5つ

そんな私が怒りをてなずけられた理由は、

  1. アマニ油の接種

  2. ノートに書く

  3. 好きなことをする

  4. 散歩

  5. 問題を切り分ける

この5つ。それぞれのポイントをまとめてみる。

アマニ油の接種

アマニ油を摂ることで、脳の動きがよくなったんだと思う。

脳はほとんどが脂でできているから、良質な脂を摂ることで怒りっぽさ・キレやすさが変わると聞いて。
「怒りっぽさは脂かもしれない!」と希望をもったの。

脳に良い脂とはオメガ3。
青魚に入っているけど、私は消化に難ありなので、アマニ油を摂ることにした。

アマニ油は酸化しやすいから、選ぶ基準は3つ。
遮光瓶に入っていること。
低温圧搾製法のものを選ぶこと。
有機がおすすめ。

味はオリーブオイルより草っぽい……かな。
味噌汁と醤油と相性がいいから、私は味噌汁にジャバジャバいれちゃう!
170gの瓶1本、3週間くらいでなくなるよ。

3ヶ月くらいでいいかんじかも!と体感があるくらいの変化あり。

ノートに書く

今年は「ほぼ日手帳」を購入して、毎日1ページ、今日の感想や考え方を書いている。寝る前の10分15分でさらさらと。
あいつ嫌だったなーと書くこともあるけど、文字にすると自分のことを距離をとって眺めることができる。
「嫌だった、嫌だった」と同意する自分。
「何がいやだったの?」と湧き上がる感情とは別に、価値観を見直す自分。
「こういうことが起きないために次どうする?」と考える自分。

毎日書いて1ヶ月。
どういうときに私は不快に感じ、どういう仕事の仕方が好きで、どういうことが嫌なのか。1ヶ月分のデータが見えてきた。

ノートは私を全肯定してくれる場だから、好きに書くのがコツ。

好きなことをする

好きなことは心を潤すというのは本当だなと思う。

カサカサの手があかぎれになりやすいように、心も余裕がなくてガサガサだと、ちょっとした刺激でピッと切れる。
切れると風や水が染みる染みる!痛がゆくて、掻いちゃうことも。

私は発信するのが好きなんだけど、書く時間がないほど忙しいと「私ばっかり!」と思いやすい。
発信していると割と落ち着く。

ほか、本を読んだり、絵の練習をしたりするのも好き。
心をうるおすと許せることが増える。

散歩

家で仕事をしていると、朝も夜も休日も関係なく、チャットやLINE、メールが来る。
見落とさないようにしようと思っていると、通知があってもなくても気になって見ちゃう。見ても何もないことも多いけど。

そうしていると数十分に1回はチェックし始め、ずっと仕事のことを考えてしまう。

あの人から返事があったかな?
あのことどうなったかな?
リマインドが必要かな?
返事をしていない連絡はないかな?

それを強制的に辞めさせるのが、散歩。
歩いているときはスマホを見れないので、少し遠いスーパーに行くのが日課。

歩きながら遠くの山を見たり、空を見上げたり、あのお店はなんだろうねと話したりしていると違う刺激がたくさん。
つい仕事のことばっかり考えちゃうから強制的に離れる時間を作ると、思考優先の感覚が落ち着いて過ごしやすいなと感じる。

問題を切り分ける

他の4つは直接怒りと関係なく、自分を整えたり自分の感覚をわかったりするためのもの。

この「問題を切り分ける」は怒りを保温しておかないために大事だった。

例えば、「こういうのっておかしいんじゃないんですか?」と言われた時。
正直言って、相手のおかしいとか普通とか知ったことではない、と思うことはよくある。

そんな時「でも相手がそれを言いたくなる事情があったかもしれないな」と自分の怒りをなだめようとしてた。
結果、なだめるはうまくいかない。納得していないから保温スイッチが入る。

そうではなく、
相手の事情や都合なんてすべて知ったことではありません。
あなたが忙しいとか知りません。
あなたが忘れっぽいとか知りません。

と心から割り切る。

相手をいい人かもしれない・事情があるのかもしれないと一瞬でも思わない。そうすると保温されず、湯沸かしスイッチが切れたら怒りが落ち着く。

私の怒りに対して、正直に素直に感じ、説得はしない。

そのうえで、同じことが起きないために自分ができることを探し、工夫する。同じ思いを自分にさせないように、自分が動く。
相手が不快になっているという現実に一つずつ対処する。

感情と相手の問題と私の問題(課題・できること・行動)を別にできた。

性格を変えるなら性格だけじゃないアプローチも◎

いつもイライラするの嫌だなと思って、怒らないようにしようとしてもうまくいったことはないけど、栄養や行動を変えたら自然と怒らないようになってきた。

仕事でトラブルにあっても、淡々と事実を伝え、やるべき対応を行い、そこに感情がのらないから過ぎてしまえば楽。
人間関係を悪くしないし、誰かを責めもしない。

怒ると交感神経が優位になるから、眠りにも影響するし、肝臓を刺激するから目が疲れる。

上手に付き合って、自分を知るツールと思えば、怒りもいい奴だけど、その感情を引きずって飲み込まれたり、自分を疲弊させたりするなら付き合い方は見直せる。


2024年はこのまま穏やかな自分8割、イラチな自分2割くらいで過ごしたい。

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