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059.頭ぽんぽんはずるい

逃げ恥の再放送を楽しむ火曜日、つまり昨日。
ハグからの頭ぽんぽんはずるい。
何がずるいかって、それは好きになっちゃうよのずるさ。

意識いや意図せずやってしまうところが、憎い。平匡さん、よくやった。
おそるおそるな頭ぽんぽん、そーっとそーっと。優しいはあたたかい、伝わる鼓動。こっちもドキドキ。
そんな感想を胸に、にまにまして過ごす。

好きになるきっかけって何だろうって考えてみる。

誕生日に小さな花束を渡されたこと。だって誕生日を覚えてくれていたことだけでも嬉しいやん。

コーヒー飲みながらお喋りしていて気づいたら結構時間が過ぎていて、ハッとした顔になり「僕ばかりしゃべり過ぎてしまった」なんて言われたとき。

「人が恋に落ちる瞬間をはじめて見てしまった」

こんな美しいセリフではじまる物語は「ハチミツとクローバー」
このセリフはお気に入り。

目が離せなくなる、自分でもどうしていいかわからなくなる。
どうして?そんな問いも恋に落ちる瞬間には無意味。

もしくはそのときはなんも思わず家に帰り、お風呂入ってパジャマになってスマホを触りながら、何度も画面を確認してしまう感じ。
あ、私あの人のこと好きなのかもしれない。そう、うっすら思いながら今日を反芻する感覚。

相手の顔や言葉はすっごく覚えているのに、自分がどんな表情していたか、変な受け答えしていなかったかしら、変な服じゃなかったかな?
「ああああ」ってクッションに顔をあてて声にならない声をあげる。

ふふふ、懐かしい。

肌/星野源

触れ合うと 言葉より
君のことを 知れる気がした
その胸に  口づけを
手のひらを握った日々の
その肌を

星野源さんの楽曲/肌

えらく官能的に感じる歌詞。

その手に触れたい、そんな思いを感じたらそれは恋?
私には恋です。

触れれば触れるほど、ずっと触れていたくなるような気持ちよさ。

なんかよくわからないけど、好き。
そんな言葉がでてきたら、はいそれは恋です。

頭ぽんぽんも、腕さすさすも、おやすみのハグも。

全部大好きなんだ。




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