記事一覧
「共に生きる」みんなの居場所の始め方 ~みんなの家タブノキの場合~
目次
■ その1 ド真ん中の「一行(いちぎょう)」に何が何でもたどり着く!
■ その2 風と水の通り道の上の拠点を探す!
■ その3 タスク曼荼羅(マンダラ)はつよい。マジで強い。
■ その4 商工会議所は、行っておいた方がいい。
■ その5 1日1ツイート最低10年!しんどいけどリターンはでかい。
■ その6 写真で伝わるもの。
■ その7 主語は誰か。
■ その8 用事を作りそれぞれが目的を
一律の時間割を作らない、を貫く理由
今回は、長野県小諸市で今年4月からオープンしたばかりの地域のつどい場【みんなの家タブノキ】の日々の紡ぎ方を「時間割」視点でお伝えしたい。
■ 僕たちは、時間割を積極的に作らない。
時間割の話をするとき、必ず頭の中に何人かの顔が浮かぶ。時間割が必要な人の顔だ。彼らは、時間割が提示されないとうまく生活できない。落ち着かない。そういう人が一定数いることは、理解している。
もしかしたら学校の先生や経
スタッフの為の指針 10の図解
■ 小諸市で地域のつどい場、オープン。
2019年9月ー
僕らは長野県小諸市にある古民家を購入し、たくさんの人に助けてもらいながら、自分達の手でリノベーションを開始。翌2020年4月、子供からお年寄りまで、障害のある方もない方も共に過ごすことのできる「地域のつどい場」をオープンした。
誰もがほっと一息ついて、ほっこり元気になれる空間。みんなで作る、家と暮らし。丁寧に一日一日を全力で脱力中
「人にいわれた仕事をこなして生きるのか、それとも…」
「人にいわれた仕事をこなして生きるのか、それとも自分でやりたいことをやり通す道を選ぶのか。二つに一つだよ。」
2019年の春、独立を迷う僕の背中を 、佐久病院地域ケア科の北澤彰浩先生がそっと押してくれた一言だ。この言葉は、僕の心にずんと落ちた。その声は今もずっと胸に響いてる。
僕は、迷っていた。そして、詰められていた。
地域の為のつどい場を作りたい。お年寄りも子供も、障害のある人もない人も、