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きみのことがお気に入りなんだから困ってね

きょうはスマホゲーム『ツイステッドワンダーランド(ツイステ)』のわたしの最推し、熱砂の国の大商人アジーム家に仕える聡明かつ狡猾な従者、ジャミル・バイパーの誕生日です。おめでとう。例によって愛溢れるnoteを書きます。

ジャミルのなにが好きって、まず、面倒見が良くてかつそんな自分に若干うんざりしてるけど、手を出さないと余計面倒なことになるから葛藤しつつ助けてる、という性分ですね。わたし苦労性の男が好きなんですよ。自分が望んで嬉々として面倒見てる人もまあ好きなんだけど、本心ではめんどくせえなーと思っていながらも、ほっとくのも寝覚が悪いから助ける、みたいな人のほうが、理解も共感もできるし、たいへん好き。

苦労性の人にありがちな、器用でそつなく何でもできるという性質も彼はがっちり持ってます。『アラジン』のヴィラン(悪役)、ジャファーをモチーフにしたキャラだから腹黒ではあるんだけど、なんかこう詰めが甘いというか、人情を捨てきれてないというか、完全に割り切って利用できるものは利用してやる、みたいな感じではない。

ジャミルは代々従者の家系で、生まれた時から大商人のアジーム家に生涯仕えることが決定づけられた男。アジーム家の跡取り息子である同い年のカリム・アルアジームに物心ついたときから仕えているんだけど、ジャミルはカリムよりも能力は遥かに高いのに、従者だからカリムより目立っちゃいけないと幼いときから教育されてきたわけです。だからわざと手を抜いて、勉強や魔法はもちろん、ボードゲームみたいなささいな遊びですらカリムに勝たないようにしてきた。それがずっとジャミルは内心辛くて、でも自分が逆らうと自分の家族まで路頭に迷うかもしれないから、ずっと我慢してきた。

カリムを陥れようと謀反を企ててオーバーブロットしたのも、煎じ詰めると「自分の能力の高さを周りから認めてほしい」という自己承認の欲求が昂りすぎての結果だと思うと、あ〜〜〜もう身分制度とかない能力主義の世界においで〜〜????と抱きしめたくなる。まだ17ですよこの子。小さいときから自分の能力を実際よりずっと低く見積もられてきて、自分よりも能力が劣るカリムだけが近くでちやほやされてるのみたら、そりゃ、いい加減俺のことも正しく評価しろよ!ってキレたくなりますよ。自分を宥めすかして割り切るのにも限度ってもんがあるでしょ。なめられるのって、自尊心傷つくよね。わかるよ。わたしもいやだもん。
謀反のやりかたはまずかったけど、10代だし手落ちがあって当然。

彼に魅力を感じる大部分はその性分と葛藤なんですけど、見た目もドタイプ。背中まで覆う長さの直毛の黒髪、切れ長のつり目で三白眼気味、無駄な肉のない面長の顔、美しい褐色の肌、中東国らしい過剰なまでの華美な装飾品。いや、好き〜。わたしの好みを煮詰めて漉し出したみたいな外見。どうなってんだ。

しかも、この男、バスケ部。わたしはバスケを心から愛しているので、バスケをする人間に対して最低でも二割は好意が増えるんだけど、最初知ったとき死ぬかと思った。わたしの好み知り抜かれたうえで確実に殺すためにキャラデザされたんか?

あとですね、ジャミル、歌も上手い。無理。好き。
メインストーリーの5章で、歌って踊るチームを結成するためのオーディションが行われて、そこで初めてソロで歌を披露したんですけど、好きすぎて。マジでそこのストーリーだけ10回以上読んだ。好きすぎる。
同じく5章で上記のチームによるオリジナル曲も披露されたんですけど、この男にだけラップパートがありまして………殺された。
拙者はラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』にハマっているほどのにわかヒップホップ好きオタクゆえ、異常なほど沸き狂った。なんなんだこの男。やっぱりわたしを殺すために動いてるとしか思えん。刺客か。

あと、好きなセリフの話をさせてください。ジャミルの好きなセリフ、死ぬほどあるんですよ。
「礼服はキチンと着てこそだ。アジーム家の従者として、主人に恥ずかしい思いはさせられないだろう。(※筆者注:従者としての配慮ある行動マジ最高。ほんと優秀かついい子だよ)」とか、「(地元の祭りに友達を呼ぼうということになり、ジャミルは誰か招待したい人はいないのか?とカリムに訊かれて)俺はいい。招待しても、とても面倒を見てやれない。(※筆者注:つまり、招待した以上は完璧に面倒見ることしか考えてないんだね????完璧に面倒見れないから断るんだ????好き)」とか、「髪にクリームがついている? はあ……悪いが拭き取ってくれないか。さすがに後ろまでは見えないんでね。(※筆者注:この「はあ……」がマジで嫌そう。好き。妹持ち第一子長男だから、面倒見るのは慣れてても人から面倒見られるの慣れてなくて嫌がってるの最高)」とか、「子どもの頃から、親に叩き込まれてきたからね。どこの社交場に行っても、無難にはこなせるつもりだ。(筆者注:いや、好き。絶対無難じゃなくて完璧にこなしてバイパー家、ひいてはアジーム家の評判も爆上げにしちゃうじゃん。そういう器用貧乏なところほんと好き)」とか………
あとこれはアリアーブ・ナーリヤっていうイベントのSSRカードのジャミルのセリフなんですけど、「ははっ、鏡を見たほうがいいぞ。まったく、そんなにソースがつくなんて、いったいどんな食べ方をしたんだ?」……あのね、この「ははっ」が、ガチ笑いなんですよ。愛想笑いでも嘲笑でもなくて、子供っぽい、年相応の笑いなんですよ!!!!!めちゃくちゃ珍しい。笑うな惚れる。もう惚れてたわ。惚れ直す。

そう、あとバースデー当日にログインすると、そのバースデーボーイが画面に出てきて喋り出すんですけど、ジャミルのそれが最高すぎたので最後にそれだけ語らせてください

「今日は俺の誕生日。つまり俺が主役だ。さあて何をしてもらおう?(※ここまでは目を細めて意地悪顔をしてる)」
「(※しかしすぐにいつもの冷静な顔に戻って)………そう身構えなくても、君に無茶を頼んだりはしないさ。はなから期待してない。(※ここで一回けなして落とす)」
祝ってくれるだけで、十分嬉しいよ。ありがとう。(※ここで突然死ぬほど優しい声でめちゃくちゃ謙虚なことを言ってくる→落差でわたし死亡)」

……いや、ほんと、最後の「祝ってくれるだけで、十分嬉しいよ。ありがとう。」で、全世界のジャミルの女(概念)死んだよね????
いやいやいや、あなた普段そんなしおらしい謙虚なこと言うタイプじゃないじゃん。ツンデレではないけど、もっと不遜な言い方するじゃん。なんで????なんでそんな素直なこと言うの?????しかもそんな優しい声で?????死ぬぞ????人死にが出るぞ????

去年の9月12日はまだゲームやってなかったから、今年が初参加だったんだけど、却ってわたし(オタク)のほうがプレゼントもらっちゃったみたいな感じ。ほんとサンキューサンキューでーす!(ノリ軽)(©️ふぉ〜ゆ〜)生まれてきてくれてありがとな!
きょうはせっかくだからジャミルのイラスト描いてる。今年のバースデーガチャの服装のジャミル!

そうそう、今年のバースデーガチャのジャミルSSRはぬかりなくゲットしたんだけど、去年のバースデーガチャもいきなり復刻しちゃったから、今ヒイヒイ言いながらそれをぶん回してます。でも石貯めてたので、課金は2000円以内で済みそう。頑張ります。待ってろジャミル!必ず手に入れてやるからな!今年もたくさん愛してるぜ!

(今日のBGM、タイトル引用)
やくしまるえつこメトロオーケストラ「少年よ我に返れ」

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