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無駄な残業を完全にゼロにするためにやってみたこと。①②

「働き方改革」という言葉は好きではない。
横並びで制度やルールを上塗りするのも好きではない。

働く人も、その家族も、お客さんも、取引先も、皆んなが”普通に幸せ”であれば、それで良いと思っている。

仰々しい「改革」ではなく、現実ベースで少しずつ、「当たり前」をやったら良いと思う。

改革は、ルールをぶち上げて満足感に浸るものではなく、
仲間が仲間のために考えて実践し、失敗しながら形を作ってきた「結果」なのだから。


ミヤケです。

介護施設の働き方改革(言っちゃってるw)について、これまでも書いてきましたが、
・よりわかりやすく
・改良しつつ
・結果が出たものだけ
をザーッと書いてみたいと思います。

特段優秀でも、経験があるわけでもない僕やメンバーとともに、実際に運用している仕組みになります。

どなたでも、実践ベースでできると思っています。

というか、

「当たり前のこと」しか書いていないので、普通にしていればできると思うんですよね〜〜〜〜



①管理者がいつも最初に帰る。

結果的にそうなった、というところはあったと思いますが、うちのチームは「管理者が一番最初」に帰ります。

「どうせ部下に仕事を残して買えるんでしょ?」
と、思われるかもしれませんが、
僕の記憶に残る限りでは全くありません。

背景には、
・日中、管理者がめちゃくちゃ働く
・残業が発生しないよう、ケア以外の業務を効率化させる

など、ありますが、

「それでは!保育園のお迎えがあるんで!」
「今日はワイフ(管理者キヅカさんは奥様のことをこう呼ぶ)が残業なので!」

と定時ピッタリに颯爽と帰宅します。

年長者かつ在籍年数が二番目に長く、長身男性管理者
部下が萎縮してしまう要素がありそうなんですが、そういった上司が”当たり前のように”定時上がりをするので、
メンバーも「あ、私たちも帰んなきゃ」と急いで帰ります。(ほんとにこう言っていたこともありますw)


②ベテランほど先に帰る。

施設創設から丸6年で、一番年長でも在籍5年半とかなので、何十年っていうベテランはいませんが、一昨年から昨年にかけてメンバーの三割を採用したこともあり、なんとなく「ベテラン」と「若手」に分かれている雰囲気はあります。

ベテランメンバーは書類作成やシフト調整など、業務量が多いです。
しかし、これもまた文化なのかなんなのか、ベテランほど良く働きます
効率的に仕事を終わらせて、一番に帰ります。

「今日友達とご飯なので帰りまーす!」
「舞台を観に行くので帰りまーす!」

と、定時になっていないのに化粧を始めたりしますw(これ言って良いのかな?まあ、誰も悪いと思ってなので、良いか。。)

それどころか、
「今日友達と会うんでしょ?あとやっとくから行ってきて良いよ!」
と自ら仕事を引き受けあっています。

こうやって、率先して仕事を引き受け合うのは、ただ「良い人だから」だけではありません。
様々なイベントやチーム設計の中で、それぞれのメンバーをよく理解し合っているので、「この人はこれが楽しいんだ!」「この人は家庭ではこんな役割なんだ!」としっかり理解しているからこそだと思います。


割と「精神論」っぽいことを書きましたが、裏付けされている仕組みや方法について次回以降に書きたいと思います。

当たり前のことしかないので、タイトルだけ見てもつまらないかもしれませんが、再現性はあるのかなと思っています。

ぜひ読んでください!


<次回以降>

③終業15分前に全ての仕事を終わらせる。

④休憩自由。

⑤「早く帰ること」は「皆んなのために良いこと!」を伝え合って、実践してみる。

⑥徹底的な業務効率化と、徹底的なユルさ。

⑦定時上がりを面白がる。

⑧情報共有はオンライン。

(追加する可能性あり!)



<終わり>


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