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【食トレンド】HappyCow ヴィーガン&ベジタリアンなのになぜ牛くん?

私の記事に関心をお持ちくださりありがとうございます。

【食トレンド】HappyCow ヴィーガン&ベジタリアンなのになぜ牛くん?

タイミングよく、DJムッチーさんが電通さんのデータを基に【「観光でまた訪れたい国は?」ときいた調査で日本が世界首位(34%)。2位のシンガポール(13.7%)を大きく上回ったそうですが、ホントにまた来てくれるの?】を記事に書いておられますね。
私の記事では、ヴィーガン&ベジタリアンに限定しての情報です。

2024-7-4の【食トレンド】あえて「プラントベース」を使う?の記事に引き続き、以下は観光庁の『ベジタリアン・ヴィーガン/スリム旅行者おもてなしガイド 観光庁参事官(外客受入担当)令和6年4月資料』から抜粋した表です。

訪日ベジタリアン等旅行者数の推計(参考)

国・地域別ベジタリアン等比率

アンケート結果:情報収集傾向

観光庁の資料にも記載があるとおりヴィーガン&ベジタリアンの方々は、口コミサイトやGoogleマップ等の地図サイトを活用して食事の情報を集める人の割合が高くなっています。
noteもつぶやきがあり、SNSとの連携ができるので、もしかしたら、利用率が高い方かもしれませんね。
私の記事も、ありがたいことに内容によってはUPしてから24時間以内にGoogle検索の上位に表示されるので、GoogleのAIさんに好かれているのかもしれません(笑)
だからこそ、本来なら私のプロフィールにあるnoteをはじめた理由を考えると、kusamakuraさんに倣って英文と中文に翻訳した記事を合わせて載せるべきなのでしょうが、今のところ翻訳までする余裕がありません…

今、海外のヴィーガン&ベジタリアンの方々に人気があるコミュニティサイトは、おそらくHappyCowではないでしょうか。
HappyCowは、ヴィーガン&ベジタリアン向けのレストランの口コミサイトや旅行ガイドなどに特化した総合コミュニティサイトです。すべて、英語。ほかの言語版はありません。

ヘッダーの写真の牛くんのキャラクターシールをご覧になられたこと、ありませんか?
これが、HappyCowのキャラクターです。
ヘッダーの写真は、2024-5-3に紹介した【食レポ】ヴィーガン ビストロじゃんがら(東京都・ヴィーガン)さんのレジに貼られているものです。
はじめてこの牛くんを見つけたときに「これ、どうしたんですか?」と安西副店長さんに伺ったら
「んー、なんだか海外のお客さん向けの口コミサイトだから貼らせてくれって言われて。いいっすよ、って貼ったんですけどね」って。
安西副店長さんも、素敵なキャラです(笑)

コロナ禍のこともあって、確か2年ぶりに発表されたHappyCowの2024年版東京、大阪、京都のベスト10。
HappyCowのコミュニティメンバーのレビューから計算された最高スコアに基づいて決定していると説明がありますね。

【東京】
1.菜道
2.Vegan Gyoza Yu Coffee
3.T'sたんたん JR上野(2024-4-21に紹介した【食レポ】自由が丘 T'sレストラン(東京都・ヴィーガン)さんが監修するお店です)
4.つけ麺Zuppa(2024-4-30に紹介した【食レポ】つけ麺zuppa水道橋店(東京都・オボベジタリアン、ヴィーガン対応可)さんランクインで驚きました)
5.T'sたんたん 東京JRステーション(こちらも2024-4-21に紹介した【食レポ】自由が丘 T'sレストラン(東京都・ヴィーガン)さんが監修するお店です。2店舗快挙!)
6.Ballon(ファラフェルサンドとソフトクリーム)
7.普茶料理 梵
8.ヴィーガン ビストロじゃんがら(安西副店長さん、ランクインしてますよー)
9.SOJO Esperanto Vegana Kafejo
10.Vegan Cafe PQ's

【大坂】
1.MERCY Vegan Factory
2.遊べるお好み焼き屋OKO(ヴィーガン、ベジタリアン、そしてグルテンフリーのたこ焼きですよ)
3.菜食ごはんRocca
4.スカーナ ポッツォーリ(創作ヴィーガンイタリアン)
5.保護ねこカフェnew
6.SAIJIKI(台湾素食×精進料理の融合)
7.玄米のおすしテック
8.パプリカ食堂
9.グリーン アース
10.台湾バーガーLUU's BAO

【京都】
1.トゥカサ(量り売りのプラントベース)
2.silver backs cafe
3.the kind(量り売り)
4.Cafe gallery 燦
5.いただき繕
6.ジラエル ビーガン レストラン
7.ヴィーガン居酒屋 虹屋
8.喫茶ホーボー堂
9.アインソフジャーニー(ヴィーガンレストラン)
10.ベジニー(ヴィーガンカフェ)

いかがでしょう。この結果。
ヴィーガン ビストロじゃんがらの安西副店長さんが2023年12月に取材を受けて記事になった東洋経済ONLINEの『「じゃんがら」全力でヴィーガン料理を開発した訳 人気のラーメンも忠実に“再現”した結果』が裏付けになっているような気がします。
海外からのお客様のリピーターが多いんです。

そして、もうひとつ。
HappyCowに関しての面白い発見がありました。
後日、ご紹介する予定の岩手県花巻市のカフェにもHappyCowのPOPがあったんです。

岩手県の取り組み
岩手県では、コロナ禍よりかなり以前から県のwebページに「ヴィーガン&ベジタリアンガイドブック」が掲載されていました。
《参照》トップページ→産業・雇用→観光産業→食の多様性への取り組み→ヴィーガン&ベジタリアンガイドブック

それに追い打ちをかけるかのように、まだ、記憶に新しいニューヨークタイムズ紙の「2023年に行くべき52カ所」に盛岡市が選ばれました。
《参照》トップページ→産業・雇用→観光産業→外国人観光客の皆さんへ→ニューヨーク・タイムズ紙「2023年に行くべき52カ所」に「盛岡市」が選ばれました!!

確かに、岩手県では海外からの観光客が増えているような気がします。
そして、岩手県主導で県内の飲食店向けに『HappyCow 新規登録マニュアル』をwebページに掲載しているって、ちょっと驚きました。
すごすぎる、岩手県!!
岩手県のグローバル化の加速が早いと思います。

noteでも、旅行関連の記事を拝見していると、日本国内、海外共に満足度が高いのは、食事が美味しいところと居心地のよい宿泊先ですよね。
美味しい料理、とても重要ですね。

最後になってしまいました。
「HappyCow ヴィーガン&ベジタリアンなのになぜ牛くん?」
HappyCowのQ&Aにありました。

Hi, HappyCow is created from a vegan perspective. The name came from my seeing the horrors of a cattle ranch and that if we don't eat, use, and abuse cows they would be happy.

訳/こんにちは。HappyCow はビーガンの観点から作られています。この名前は、私が牛牧場の惨状を見て、牛を食べたり、利用したり、虐待したりしなければ牛は幸せになるだろうと思ったことから生まれました。

HappyCow